いくらで売れる?オーナー初登録のマクラーレン P1がオークションに登場

最近のP1については、私たちが説明するまでもないよね。もしあなたが私たちと同じくらい奇妙な人なら、過去10年ほどの間に、マクラーレンのいわゆる三位一体のメンバーに関するあらゆる詳細や情報を手に入れてきたことだろう。

では、今日のニュースに入る前に、とても簡単なおさらいをしておこう。プラグインハイブリッドのP1は、3.8リッターのツインターボV8に軽量の電気モーターを組み合わせ、合計で最高出力916ps、最大トルク900Nmを発揮。電気モーターは、ターボ付きの内燃機関の不足分を補い、0-100km/hは2.8秒、0-200km/hは6.8秒という速さを実現した。また、KERSシステムやDRSなどのF1技術も採用されている。

さて、ここからが本題だ。このボルケーノイエローのP1は、シルバーストーンオークションのメイセールに出品される。わずか375台しか製造されなかったP1は、すでにかなりの希少性を誇っているが、この特別な個体は、顧客に登録された最初のP1でもあるのだ。

P1 No.1は、2013年に新車で購入され、ヒストリーファイルには、フランク スティーブンソンから最初のオーナーへのパーソナルレターが添えられている。走行距離はわずか3,666マイル(5,900km)で、2018年には重要なハイブリッドバッテリーを交換している。

皆さん、このクルマはいくらで売れると思う?ちなみに、当時は1億円くらいだったんだけどね。

=海外の反応=
「マクラーレンのP1エンジニアは悲しいだろうね。
このクルマを速くするために何年も働いて、ハンドリングを完璧にチューニングしたのに、オーナーに運転されないのは悲しいよね。P1の生産台数の95%が同じような状況になっているのではないだろうか。
本当に嫌な気分になるよ」
「もしお金があって、マクラーレンが欲しかったら、675LTを買うだろうね。自分の好みに合った仕様にして、自分で管理できる素晴らしい性能を備えているし、001号車を持っているからといって高額な値段を払うこともないし」
「思っていたよりも走行距離が伸びていて、逆に驚いた」
「ここ数年のマクラーレンの大失敗を考えると、初代P1を買いたいとは思わないし、ましてや全く乗られていないものを買いたいとも思えない…」

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