記事を開いちゃった人、ゴメン、ゴメン。このニュースはあなたが待ち望んでいたマセラティの電動化ではないと思う。最初に言っておくけど、あんまりショッキングなファクトはなくて(ゴメン)、ぶっちゃけギブリのパワートレインをSUVに突っ込んだだけってこと(ゴメン)。みんなが期待していたものはおそらくMC20 EVのことで、今後数年のうちに登場することが保証されている。祈ってるよ!
とにかく、これは新しいレヴァンテ ハイブリッドだ。マセラティの唯一のSUV(今のところ)で、わずかにアップデートされた外観を持ち、最近発表されたギブリ ハイブリッドのパワートレインを搭載している。つまり、アルファロメオ製の2.0リッター4気筒ターボガソリンエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、最高出力330ps、最大トルク450Nmを実現した。
ハイブリッドシステムは、低回転域でターボを補うeBoosterと、オルタネーターの役割を果たすベルトスタータージェネレーターで構成されているのだが、電気モーターと小さなバッテリーはない。マセラティによると、この4気筒エンジンはV6エンジンに比べて24kg軽量だが、マイルドなハイブリッドアシストにより、同等のフィーリングとパフォーマンスを実現しているとのこと。
ギブリとは異なり、レヴァンテは4輪駆動だが、トルクの100%を後輪に、必要に応じて50%を前輪に供給することができる。0-100km/hの加速は6.0秒で、V6と比較して20%の排出ガス削減を実現している。強力だね。マセラティは、レヴァンテ・ハイブリッドには人工的なサウンド・エンハンスメントが搭載されていないことを強調している。
2021年のマイルドフェイスリフトでは、新しいグリル、新しいブーメラン型リアライト、8.4インチディスプレイを備えた新しいインフォテインメントシステムが採用されている。また、クロームをふんだんに使用したGTトリムが新たに設定され、ハイブリッドモデルにはブルーのアクセントとステッチが追加される。
そうそう、上海モーターショーに合わせて、グローバルでオンライン発表会が行われたんだけど、動画では、マセラティのアンバサダーになったデイヴィッド・ベッカムがメッセージを寄せていた。激しいタトゥーと、ラフな格好で登場したけど、声はあの甲高いベッカムのママで、なんだか安心した…。
皆さん、いかがでしょう?
https://www.maserati.com/jp/ja
=海外の反応=
「この車のフロントが少しアグレッシブで好きだが、他の部分が同じアイデアを持っているかどうかはわからない…。
でも、X6にこのレヴァンテのフロントを装着すると、本当に素敵な車になると思うな」
「パンダや500のような庶民的なクルマが、古いモデルを更新しているように見せかけて擬似的なハイブリッド処理をしても、それはほとんど許容できることになる。高級SUVにそれをするとなると、何かが違うんだよな」
「遅っそ!変化小っさ!はい、次!」