ベントレーがマイアミに超高層レジデンスを建設、自動車用エレベーターも完備

ベントレーは世界初のベントレーブランドのラグジュアリーなレジデンシャルタワーである、ベントレー・レジデンスを開発する。場所はマイアミで、2023年初頭に着工、2026年に完成する予定だ。なんでマイアミかっていうと、南フロリダを拠点とする一流のデベロッパーであるデザー・デベロップメント社がベントレーと共同し、世界的に有名な設計事務所であるシーガー・スアレス・アーキテクツ社の協力を得てタワーの設計と建設を行うから。このプロジェクトは、フロリダグリーンビルディング協会(FLGC)の認証に基づき、地域の環境と野生生物に最大限配慮して進められる。

ベントレー・レジデンスは、200戸以上のラグジュアリーなアパートメントを提供する。高さ749フィート(約228メートル)、60階以上建てで、マイアミのサニーアイルズビーチ沿岸でも傑出した建物であり、米国のビーチフロントに建つレジデンシャルタワーの中で最も高いタワーになる。

このレジデンスは、持続可能な環境でのラグジュアリーなライフスタイルにフォーカスしている。地域の環境を保護し、野生生物への影響を最小限に抑えるため、フロリダグリーンビルディング協会の認証やその他の環境基準に沿って建設されるのだ。また、環境に配慮した建設資材を使い、絶滅危惧種であるウミガメを保護するため海岸部の照明を抑え、エネルギー消費を削減する設計となっている。

シーガー・スアレス社とデザー・デベロップメント社は、数多くのラグジュアリーブランドのプロジェクトを手掛けていることで知られている。

ベントレーのデザイン部門は、このプロジェクトに不可欠な存在として、ベントレーのDNAによる本物のデザインを実現。タワー中心部には特許を取得した自動車用エレベーターが設置され、車の愛好家であれば誰もが心惹かれるラグジュアリーな設備となっている。各レジデンスには複数台収納できるビルトインガレージが備えられ、究極のエクスクルーシブさとプライバシーを保証。円筒形の建物のフォルムや床から天井までの大きな窓などの革新的なデザインによって、すべてのアパートメントから素晴らしいオーシャンビューとベイサイドビューを見ることができる。このタワーは、空間を愛し周辺の素晴らしい環境とつながりを持つという新しいライフスタイルをインスパイアするデザインとなっているのだ。

各住戸にはプライベートバルコニーやプール、サウナ、屋外シャワーが備えられている。内装には持続可能な資材が使用され、外の環境と調和する落ち着いた空気感を醸し出している。また、ジムやスパ、ウィスキーバー、レストランなどの施設のほか、素晴らしい景観のプライベートガーデンもある。…もう、何があっても驚かない。価格は発表されていないけれど、ベントレーに乗れる人じゃないと買えない金額だろうことは想像に難くない。

会長兼CEOのエイドリアン・ホールマークは次のようにコメントした。「ベントレー・レジデンスのモダンで進歩的なブランドアイデンティティは、信頼性や持続可能性、革新性という価値に根差し、タワーのインテリアやエクステリアの全てに生かされています。ベントレーの哲学そのものを表現し、エクストラオーディナリーな旅をインスパイアするという私たちのヴィジョンを体現する住空間を創り上げるため、デザー社と協力していきます」

また、デザー・デベロップメント社の社長であるギル・デザー氏は次のようにコメントしている。「世界的なラグジュアリーブランドであるベントレーとともに、マイアミにまた一つ世界初の建物を創ることができることは、非常に特別な機会であると考えています。ラグジュアリーなライフスタイルを実現するためのゲームチェンジャーになるような、刺激的で力強くアイコニックなタワーをベントレーと力を合わせて創り上げていきます」

https://www.bentleymotors.jp

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