ベントレーのCEOがコメント「12気筒のプラグインハイブリッドは作らない」

Bentleyは2030年までに電気自動車を導入し、2026年までには電気自動車とプラグインハイブリッド車のみを販売するとしている。そうなると、新型コンチネンタル GT スピードに搭載されている、ベントレーの伝説的なツインターボW12エンジンはどうなるのだろうか?

ベントレーモーターズCEOのエイドリアン ホールマークは、「12気筒でプラグインハイブリッドを作ることはありません」と言う。「その理由は、質量です。現在のクルマにバッテリーと12気筒を搭載するのは、非常に困難なことなのです…もし、現在重量級のクルマにさらに250kgのバッテリーを搭載したら、それは異次元の世界に突入してしまいますから」

なるほどね。そうすると、将来のベントレーのプラグインには、現行のベンテイガ ハイブリッドに搭載されている3.0リッターV6や、ポルシェ パナメーラ & カイエン ターボ S e-ハイブリッドに搭載されている4.0リッターV8が採用されるかもしれない。同社の「ビヨンド100」計画では、2023年までにすべてのベントレーにプラグインハイブリッドパワートレインを搭載することが約束されており、そのうちの少なくとも1台が今年発売される予定である。

しかし、ホールマークは、今回のスピードがW12の「別れの時」ではなく、「事実上の新エンジンにはまだ命がある」と主張している。

「W12は、私たちのブランドの頂点です。コンチネンタル GTの基礎となっているこのエンジンを、私たちはとても誇りに思っています。私たちがこれまでに作った中で最もクリーンなエンジンです。そして、今後の改良によって、12気筒の可能性はさらに広がるでしょう」と語る。2003年以来、ベントレーは12気筒エンジンを搭載したクルマを10万台以上製造してきたのだ。

パワーについては、ベントレーは「[W12]からもっと多くの[パワー]を引き出すことができますが、私たちのクルマはスポーツカーではありません…。私たちは長距離を快適に走るクルマを作っています。[大きなパワーやスピードを求めること]は、私たちが製品を開発する際の主要な目的ではありません。私たちは12気筒が大好きで、これまでで最高の出来です。これ以上進化させる予定はありませんが、私たちは好奇心旺盛なので、ご期待ください」

=海外の反応=
「いつか最後の作品となるW12を作って、パワーメイキングを限界まで高める必要があるだろう。昔のブロワーベントレーを現代風にアレンジしてさ。スーパーチャージャー付きのW12を大きなオープンカーの前に座らせて🤣」

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