F1ドライバー、リカルドが愛車を売却!走行わずか161kmの「アストンマーティン ヴァルキリー」がオークションに 1億円の損失も?

F1の人気ドライバー、ダニエル リカルドが、納車からわずか1年、走行距離161kmという極上状態のハイパーカー「アストンマーティン ヴァルキリー」をオークションに出品することが判明した。レッドブルF1の天才デザイナーが手掛けたこのV12モンスターは、リカルド自身が多額の費用を投じて特別にカスタマイズした一台。しかし予想落札価格次第では、1億円近い損失を被る可能性も。キャリアの岐路に立たされる"ハニーバジャー"は、一体なぜこの宝物を手放すのか。

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ダニエル リカルド (Daniel Ricciardo):は、オーストラリア出身のF1ドライバー。底抜けに明るいキャラクターと、コース上での獰猛な走りから「ハニーバジャー(ラーテル)」の愛称で親しまれている。ハニーバジャー (The Honey Badger):とは、イタチ科の動物ラーテルの英名。可愛らしい見た目に反して非常に攻撃的で、自分より大きな動物にも果敢に立ち向かうことから、「世界一怖いもの知らずの動物」と言われる。リカルドのレーススタイルを象徴するニックネーム。その昔、彼があるエナジードリンクの会社で働いていた頃、彼の上司の一人と多くの同僚たちが一台のクルマの設計を手伝っていた。

どうやらダニエルは、そのクルマの見た目がいたく気に入ったようで、手に入れるためリストに自分の名前を書き込んだ。その後、彼はその会社を離れてライバルチームで4年間を過ごしたが、2023年にちょうど納車に間に合うタイミングで古巣に戻ってきた。

もちろん、我々が話しているのは、エイドリアン ニューウェイの頭脳から生まれ、アストンマーティンとレッドブル レーシングが共同開発した、とてつもなくクレージーなマシン、アストンマーティン ヴァルキリーのことである。2018年に、ダニー リックはトップギアに対し、デポジットを支払ったと語っていたが、わずか161km(100マイル)弱を走行しただけで、早くもオークションに出品されることになった。

そう、リカルドは売りに出すのだ。彼のハードトップ仕様のヴァルキリーは、10月に開催されるブロード アロー オークションズのゾウテ コンクール オークションに出品され、予想落札価格は4億円から4億8000万円(200万~240万ポンド)と見られている。もし予想の下限でしか売れなかった場合、ヴァルキリーの新車価格が税抜5億円(250万ポンド)以上だったことを考えると、かのハニーバジャーは、この161kmのために約1億円もの損失を被ることになるかもしれない。やれやれだ。

しかも、このオージーはどノーマルのクルマを注文したわけでもない。この個体は「アストンマーティンのビスポーク部門『Q』による広範なパーソナライゼーション」が施されているという。例えば、この「ダイクロイック ドーン」と呼ばれる塗装は、600万円(3万ポンド)のオプションだった。もっとも、この色は「バジャー ブルー」としても知られているそうなので、彼には実にふさわしい。

エクステリアにはオプションの露出カーボンがふんだんに使われ、マットブラックのマグネシウム製パフォーマンスホイールには、バジャー ブルーのホイールセンターキャップが装着されている。インテリアはブラックのアルカンターラで覆われ、シルバーのステッチがアクセントになっている。もちろん、さらなるカーボンファイバーも満載だ。

ブロード アローによれば、これはヴァルキリーのシャシーナンバー89番とのこと。ダニー リック自身はこう語っている。「頭の上に屋根があるのには慣れていないけど、本当に違うと感じるのはそれくらいで、あとは全くもって純粋なレースカーだよ」

だとすれば、彼はもしかすると、この売却で得た資金を使って、今度はヴァルキリー スパイダーを購入するつもりなのかもしれないな…。
アルファ ロメオ 33 ストラダーレ/ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ/R35日本取材:トップギア・ジャパン 068
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=海外の反応=
「なんで今売るんだ? ほとんど乗ってないし、カスタム満載で、価値は上がる一方だろうに」
↑「正直、金に困ってんじゃね?」
「なんかもう悲しくなってくるな。頼むからレッドブルのセカンドシートを彼に与えてやってくれよ」
↑「なんで? もう終わったドライバーだろ」

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