トップギアのクリス ハリスがポルシェ タイカンのドリフトでギネス記録…ただし、一瞬だけ

トップギアのクリス ハリスがポルシェ タイカンのドリフトでギネス記録を出したってホント?ああ、ホント。ただし、一瞬だけね。すぐにオランダのレーシングドライバーに破られちゃったんだけどさ。

「こりゃ、簡単なことじゃないだろう」と警戒心の強いクリス ハリスは、目の前の課題を評価する前に指摘した。彼の課題は簡単なもので、ホッケンハイムリンクのポルシェのスキッドパンの周りを2km以上にわたって電気自動車でドリフトし続けるというものだった。

電気自動車とは?後輪駆動のポルシェ タイカンだ。あちこちのコーナーをドリフトしても問題ない。長時間エアコンなしでドリフトし続けるのか?だとすると、どっちかっつーと、こっちの胃に問題が出てきそう…。

それなのに…ハリスはやってくれたんだ!彼は8月に電気自動車での最長ドリフトのギネス世界記録を樹立したって。万歳!

信じられないほど長い、3.4kmという記録を出した。これはスキッド運転練習場を18周したことに相当するんだ。18周の横滑りだよ。下の動画を見てもらえればわかると思うけど、コレ、大変だよ。

しかし腹立たしいことに、その数時間後には、ポルシェのインストラクターであるオランダ人のデニス レテラ氏が、楽しそうに練習場を周回し、あっさりとクリスの記録を破ってくれた。

レテラはなんと42.171kmの正真正銘のドリフトを披露した。信じられない!

実際、彼は55分間ずっと横滑りしながら、200メートルの長さのドリフトサークルを210周した。バッテリーを消耗してしまうほど長い間ドリフトしてた。

レテラの平均速度は?46km/h。彼は今では「電気自動車での最長ドリフト」の 冠を手にしている…。ハリスが一時的に保持してたものだけどね。まあ、しゃーないか、プロだもんね…。

「210周で集中力を切らさないようにするのはとても疲れました」と、終了後レテラは語った。「特にドリフトサーキットの水をかけたアスファルトは、どこでも同じグリップが得られるわけではないので、私はステアリングでドリフトをコントロールすることに集中しました」サーキットでドリフト走行するだけの楽しさを説明してくれるレーシングドライバーを信頼することとしよう。

タイカンって何?っていう人のために、簡単に説明しとく。リアアクスルに1モーターだけを搭載した402bhpのバージョンと、「パフォーマンスバッテリープラス」を搭載した469hpの「正式な」バージョンの2種類がある。どちらも0-100km/hを5.4秒で加速し、最高時速は230km/hに達する。彼らがこのドリフトヒーローをイギリスに持ってくることを期待しよう。

数値は十分だ。ハリス-そしてリテラ-の活躍を見るために下の動画をどうぞ。

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