5月11日から順次生産再開予定のベントレー、社会貢献活動にも意欲的に取り組む

ベントレーモーターズは、英国・クルー本社で本年5月11日から安全に段階的に生産を再開するために、「Come Back Stronger」と呼ばれる従業員プログラムの下、約250種類の包括的かつ広範な新しい衛生管理方法およびソーシャルディスタンスを保つための措置を導入する。このプログラムは、ベントレーの100年に渡る自動車製造の歴史の中で最も大きな変化をもたらすものだ。

この対策は、家を出る前、移動中、入館時、出勤準備、作業中、休憩中、退出時の7つの主要エリアを中心に構築されており、すべてのベントレーを手作業で製造している工場のスタッフを含む4,000人以上の従業員を保護するために設計されている。

主要なプロセスの変更はすべてのエリアに影響を与える。製造施設自体の再設計を行い、作業員間の作業距離を2メートル以上保ち、人と物の動きのために一方通行の移動経路を確保した。フェイスマスクの着用はすべての工場とオフィスエリアで義務化され、ベントレーでは可能な人には在宅勤務の方針を継続する。

フェイスマスク、手袋、ゴーグルなどの個人用保護具は、必要に応じて従業員にも提供され、スタッフの体温チェックも行われる。また、それらの物資は並行して地域のケアセンターに寄付される。そして、感染リスクを最小化するために清掃作業の強化と、従業員に対しても会議のプロセス、社内への立ち入りや旅行などの分野に関する明確なガイダンスを作成している。

このガイダンスは、一度に人が立ち入った際の社内や工場の人口密度を管理するための新たな厳格な措置にまで拡大されている。すべての出入り口の見直しと再構成が行われ、人の流量を分散させているのだ。すべてのケータリング施設では、収容人数を制限し、離れた席を割り当てた管理措置がとられており、オフィスを拠点とする従業員は新たに導入された勤務シフトパターンで仕事を行う。これにより、終日、従業員の人口密度がコントロールされる。また、オフィスエリアのプラスチック製の分離スクリーンなどの特別な防御策も実施される。

新しい衛生管理方法とソーシャルディスタンスを保つためのすべての対策を網羅した職場復帰ガイドは、すべての従業員の自宅住所に送付され、「ベントレー従業員ニュースアプリ」で確認することができる。

ベントレーモーターズの会長兼CEOであるエイドリアン ホールマークは次のように述べている。

「この未曾有の危機においても、社員の健康と安全は最優先事項であり、今後も最優先事項であると考えています。これらの広範な新しい作業対策により、従業員とベントレーは、これまで以上に強く、さらに集中して立ち直ることができるでしょう」

「今こそ、ベントレーにとっては、社内が最も安全な場所であることを確認しながら、段階的かつ管理された生産への復帰を開始する時期です。全員がそれぞれの役割を果たすことで、ベントレーがラグジュアリーで持続可能なモビリティの未来に向けて並々ならぬ旅を続けることができるのです。完全な生産は5月18日に再開される予定ですが、オフィスに勤務する従業員や在宅勤務が可能な従業員は、その後、時差をおいて仕事に復帰することになります」

工場の生産停止期間中、ベントレーの従業員は、危機への取り組みと地域社会を支援するために活動してきた。生産の再開後もこの支援は継続されるが、ニーズが継続していることを認識している。

その専門的な技術を駆使して30,000枚以上のフェイスシールドを3Dプリンターで製作し、近隣のケアホーム、NHS、およびその他の地域の社会サービス担うチェシャー州のケア部門に供給している。

同時に、手袋、フェイスマスク、保護メガネ、シートカバーなどの個人用保護具を寄付しているほか、生命維持に必要な PPE (個人用防護具) や物資は地域のヘルスケアセンターと共有している。

また、「Meals on 22 inch Wheels(22インチホイールでの食事)」サービスも拡大し、従業員がボランティアで地域社会に必要な物品を配達するなど、コロナウイルスにおける社会貢献活動も盛んだ。

新型コロナウィルスはもちろん、企業に危機的な状況をもたらしたことは確かだが、こうして、企業のあり方に対して一つ一つ疑問を呈して、改善していくということにおいては、プラスの面もあったのではないだろうか。ベントレーでは、社会との接点が強くなることで、品質の高いクルマづくりにも向かうことができそうだ。




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