アストンマーティン ヴァンテージにクーペ・MT・ロードスターが勢揃い

ヴァンテージ3兄弟にはMTも

アストンマーティンのレーシーなモデル、ヴァンテージにロードスター版が登場し、日本でもお披露目された。日本でのヴァンテージの価格は、ATが2056.9万円、MTが1,913万円。そして、ヴァンテージ ロードスターの価格は、2,159.9万円。ヴァンテージ ロードスターの納車は、2020年第2四半期から開始される予定である。

日本ではこの発表を記念して、東京ミッドタウン キャノピー・スクエアで「ASTON MARTIN VANTAGE GARALLEY」と題した展示を行われ、マネージング ダイレクターの寺嶋正一氏による説明が行われた。このヴァンテージ ロードスターの他にも、ヴァンテージ、ヴァンテージ のMTモデルにヘリテージ エアロキットがつけられたものを見ることができた。この後は、各ディーラーを順番にまわるということだ。また、期間限定で、このヘリテージ エアロキットが無償装着できるというので、興味のある人はぜひ問い合わせを。

ヴァンテージ ロードスターには、510PS/685Nmを発生するアストンマーティン製4.0リッター・ツインターボV8エンジンが搭載。そこに8速ZFオートマチック・トランスミッションが組み合わされ、0-100km/h加速はわずか3.8秒で、ルーフを閉じた状態での最高速度は306km/hに達する。新開発されたZパターンの軽量折りたたみルーフメカニズムと、最適化されたエクステリアとシャシーにより、クーペと比較してわずか60kgしか増加していない。アダプティブ・ダンピング、ダイナミック・スタビリティ・コントロール、ダイナミック・トルクベクタリング、エレクトロニック・リア・デファレンシャルをクーペと共有することで、洗練されたダイナミズムも受け継いでいる。リア・ダンパー、アダプティブ・ダンピング・システム、ESPキャリブレーションは、このモデル専用のチューニングが施されている。

また、走行モード(Sport、Sport +、Track)もロードスター専用に調整されている。この作業では、公道でもサーキットでも圧倒的なパフォーマンスを発揮できるよう、クーペから受け継がれた走行モード(Sport、Sport +、Track)をロードスター・モデルに合わせて調和させることによって、車両全体のレスポンスとエキサイティングな走行性能を高めている。Zパターンに折りたたまれるファブリック性のトップは、7秒以下で作動させることができる(オープン時:6.7秒、クローズ時:6.8秒、最大50km/hまで速度で作動可能)。ヴァンテージ ロードスターのコンバーチブル・トップの開閉時間は、自動開閉式システムを備えたクルマの中でも最短となっており、実際に目にすると、とても速く感じた。そして、トランク容量は200リットルもあり、フルサイズのゴルフバッグと付属品を積載することが可能だ。

寺嶋氏にお話を伺った。「今回、ヴァンテージ ロードスターを導入することになりましたが、私が一番推したいのは、この“ベーン”グリルですね。とても優雅な雰囲気に仕上がっており、とくにロードスターにはぴったりだと思っています。ヴァンテージ生誕の70周年を祝うために、オプションとして、アストンマーティンを象徴する“ベーン”グリルをクーペとロードスターの両方に導入しました。このグリルは、2018年にクーペが発表されたときに採用された、サーキット志向の“ハンター”グリルの代わりに装着することができるものです。オプションの合金ホイールの仕上げにも、新しいものがあります。さらに、クーペ・バージョンには、MT好きの方向けに、オプションとして、7速マニュアル・トランスミッションを搭載することも可能になりました。価格も2,000万円を切っているので、お求めやすくなっています。このトランスミッションは、当初はリミテッド・エディションのヴァンテージ AMRでしか選べなかったものです。MTをお求めになるお客様は、数はそう多くないのですが、日本でも確実にいらっしゃることは事実です。最近はめっきり設定が少なくなったMTがお好きな日本のファンの方に、アストンマーティン ヴァンテージがお応えしたいと思っています」

https://www.astonmartin.com/ja

 

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