アウディ シティが紀尾井町にグローバル6店舗目のオープン

和とテクノロジーが融合した雰囲気のアウディ シティ 紀尾井町

Audi Cityとは、アウディの都市型ショールームで、通常のアウディショールームの平均面積に比べ、半分ほどのコンパクトな店舗である。一方、バーチャルテクノロジーを駆使することで、アウディの多数のモデルラインナップを紹介し、顧客の希望のオプション装備などを付加した車両を可視化し、より良いマッチングを約束してくれる。そのアウディシティが東京の紀尾井町にグローバルで6番目の店舗としてオープンする。

Audi City紀尾井町ではバーチャルリアリティを利用したデジタル化が推進され、より身近に Audi を感じてもらえる。建物は1階と地下となり、1Fのショールームは、LEDライトやアルミニウム素材をはじめ、ひとつひとつのアイテムやテクスチャー、モチーフへのこだわりによってアウディのアイデンティティを表現している。広いソファーの部屋もあり大人のためのくつろぎ空間になっている。地下のスペースは、Audiデザインのイメージを残しつつ、和のテイストを取り込み、アウディの職人が塗装した真っ赤な壁がとても印象的だ。地下の部屋は 甘いアロマの香りが立ち込めでおり、聞いてみたところブラックティー&イチジクの香りであると言う。1階の方も違う種類のアロマを使っているとのことだったが、地下の方が閉鎖されていることもあるのだろうが強い香りを感じた。
コンパクトな都市型店舗でありながら、ロードサイド店舗と同等数の試乗車も用意しているというところも魅力だ。
アウディ ジャパン株式会社のフィリップ ノアック代表取締役社長からアウディのセールスに関する 説明があった。アウディは2019年に好調なセールスを記録し、前年を1.8%上回る約184万5,550台の車両を販売した。2019年は、3つの主要マーケットすべてにおいて、前年の販売台数を上回っている。中国では合計で69万83台(+4.1%)を販売し、新記録を樹立した。米国では、非常に好調だった2018年に続き、0.4%の成長を記録した。ドイツにおける販売台数も4.3%伸びている。
モデルラインナップの面において、2019年はC-SUVセグメントの販売台数が前年比を46.2%上回った。すべての主要な市場にAudi e-tronとAudi Q8が供給され始めたばかりだが、この両モデルが、好調なセールスの主な要因となっている。アウディ初の電気自動車、Audi e-tronは、昨年の3月にヨーロッパで、初夏には北米で販売が開始され、中国では11月に市場に導入された。Audi e-tronは、全セグメントを通じた電動SUVの販売台数において、ドイツ、ノルウェー、オランダ、スウェーデン、オーストリアの各国でベストセラーモデルとなった。このモデルはまた、米国でTOP SAFETY PICK+賞を受けた初の電気自動車でもある。
日本に関しては2019年は24,222台と前年比マイナス8.4%という結果になった。 A1、Q3、A6、TT などの人気モデルのデリバリーがうまくいかなかったことが、原因にあげられていた。だがそれに対して、アウディの認定中古車の方は13,550台とプラス7.0%の伸びを見せている。中古車が売れれば新車も売れていき、また、新車が売れれば中古車も注目されていくだろう。この好循環の一途を掴んだアウディジャパンは、アウディ シティ 紀尾井町のオープンとともに、2020年は飛躍の年になるだろう。

アウディ ジャパン www.audi.co.jp
アウディ シティ 紀尾井町 https://www.audicity-kioicho.jp/ja.html

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