新型ディフェンダー、2020年公開の007映画で爆走


4日で日本の初回導入分150台を完売したディフェンダー

やっぱりディフェンダーは、日本でもすごかった。発売開始から4日間で限定150台を達成。先日、JLRジャパンのご担当に話しを伺ったところ「ランドローバー社のメインストリームとなりそうな車種」であると自信を持っていたが、その通りのようだ。

その絶好調なディフェンダーに、さらなる嬉しいニュースが入ってきた。以前、噂レベルでお伝えしたこともあるが、新型ディフェンダーが、「007」シリーズ最新作「NO TIME TO DIE」に登場するという。今回はその撮影シーンが公開された。新作映画の制作中に撮影された特別映像では、スタント・コーディネーターのリー・モリソン氏とスタント・ドライバーのジェス・ホーキンス氏が登場し、撮影舞台裏も収められている。

「NO TIME TO DIE」では、新型「DEFENDER」が初登場し、ジェームス・ボンドのカーチェイス・シーンに使われる。「007」のスタント専門チームによって過酷なオフロードでテストが行われ、その飽くなき走破能力が実証された。

「007」シリーズ最新作「NO TIME TO DIE」に登場ジェームス・ボンドのスタント・コーディネーターである、リー・モリソン氏は次のように述べた。
「ボンド・シリーズのアクション・シーンの設計やコーディネーションに妥協は許されません。敵との激しい攻防戦や、急勾配な坂を走破したり、河を渡ったりと、あらゆることに耐えうる車が求められます。そして選んだのが新型ディフェンダーでした。新型ディフェンダーが、大きな進化を遂げて帰って来たことに驚きを隠せません!」

新型「ディフェンダー 110」は、291mmの最低地上高(エア・サスペンション搭載仕様)と世界屈指のオフロード・ジオメトリーを誇り、アプローチ・アングル、ブレークオーバー・アングル、デパーチャー・アングルはそれぞれ38度、28度、40度(オフロード走行時)を実現している。「テレイン・レスポンス2」の新たなウェイド・プログラムにより、最大渡河水深は900mmとなり、深い水域でも自信をもって進むことができ、007映画にはうってつけというわけだ。

ランドローバーのデザイン・チームは、スペシャル・エフェクト、アクション・ビークル・スーパーバイザーのクリス・コーボールド氏と密に協力して、映画で使用するディフェンダーの仕様を決めていきました。サントリーニ・ブラックのディフェンダー Xをベースに、ダークカラーのスキッドプレート、20インチのダークフィニッシュホイール、オフロードタイヤを装備している。このモデルは、スロバキアのニトラにあるジャガー・ランドローバーの新しい製造工場で作られた最初の新型ディフェンダーである。

ランドローバーのグローバル・コミュニケーション・ディレクター、リチャード・アグニューは次のようにコメントしている。
「『NO TIME TO DIE』の凄まじいカーチェイス・シーンで新型ディフェンダーが使われるのは、その類まれな走破能力を証明するのに、最高の舞台となるでしょう。EON Productionsとの関係を継続し、壮大なシーンの制作に協力できることを
非常に嬉しく思います」

英国最大の自動車メーカーであるジャガー・ランドローバーは、「007」シリーズ制作においてEON Productionsと長きにわたりパートナーシップを結んでおり、その始まりは、1983年の「オクトパシー」で「RANGE ROVER CONVERTIBLE」にまで遡る。

「NO TIME TO DIE」では新型ディフェンダーのほかに、「レンジローバー スポーツ SVR」、「ランドローバー シリーズIII」、「レンジローバー (CLASSIC)」も登場します。

「NO TIME TO DIE」はキャリー・ジョージ・フクナガ氏が監督を務め、イアン・フレミング原作の「007」シリーズに5度目の出演となるダニエル・クレイグがジェームス・ボンド役を演ずる。
本作は全世界で公開となるが、皮切りとなる英国ではユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナルを通じて2020年4月2日に、米国ではメトロ・ゴールドウィン・メイヤー・スタジオからユナイテッド・アーティスト・リリーシングのバナーとして2020年4月10日に公開予定だ。

今から予想しておくけど、この映画のディフェンダーに似せたエクステリア仕様で注文する人が増えそうだ。日本でも、早く次の導入が決まってほしい。



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