DNGA第2弾は小型SUV
先日、トップギアのグローバル会議が行われたので参加してきたのだが、海外では、かなり日本の軽自動車(Kカー)や小型車が人気だということがわかった。「ちっちゃいクルマを作らせたら抜群に上手な日本メーカー」という彼らのイメージアップに、さらに貢献しそうな1,000cc+D-CVTの新型コンパクトSUVがダイハツ「ロッキー」/トヨタ「ライズ」である。
昨日終了した東京モーターショーのダイハツブースで、何人もの人の目にとまったであろう、赤と白の市販予定車の小型SUV。あれこそが、ロッキーだったのだ。タントで初めて搭載されたDNGA(Daihatsu New Global Architecture)の第2弾となり、初めてトヨタにOEM供給される。5ナンバーながらも広い室内空間と大容量のトランク、17インチタイヤと、SUVらしいデザインに仕上がっている。「SUV が欲しいけれど、大きなクルマは苦手」という日本の声を生かしたロッキーには、次世代スマートアシストの機能向上、さらにはスマホを活用した、ダイハツコネクトを初搭載し、安全とコネクティビティの強化を図った。価格は4グレードにそれぞれ2WD/4WDが揃い、全部で8つのラインナップとなり、170.5-242.22万円となる。
トヨタのライズでは、角張ったバンパーコーナーや台形ロアグリルが特徴的で、プチRAV-4のようなイメージも受ける。トヨタの方も8種類のラインナップとなり、167.9-228.22万円となる。
海外展開の是非を伺ってみたところ「検討はしております」とのこと。アジア各国やヨーロッパで展開したら、人気が出そうだ。確かにSUVは、大きなものはたくさんあるが、小さいものは、なかなかない。両車の海外デビューを、心から期待している。
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