倉庫から見つかった5台の未完成シャシー。V10搭載の英国車「ブリストル ファイター」が新車で蘇る

経営破綻した英国の異端メーカー、ブリストルが異例の復活を遂げた。2000年代初頭に作られたスーパーカー「ファイター」の未使用シャシーが5台分発見され、完全な新車として再構築される。8.0リッターのダッジ バイパー製V10、ガルウィング、最高速度338km/hという常識外れのスペック。歴史の空白を埋めるように蘇る、狂気の英国車の全貌だ。


ブリストル・カーズの歴史における「新時代」を目撃している。長らく経営破綻し、自らを「不可解」と称していた英国の自動車メーカーが復活した……古い車を引っ提げて。いや、「新しくて古い車」と言うべきか。

というのも、同社は未使用の「ファイター」のシャシーを5台分発見し、その5台すべてを再生・再構築する計画を立てたからだ。これがその第1号車であり、ブリストルが経営破綻直前の2000年代初頭に製造していたファイターと同様、あの長いボンネットの下には強大なダッジ バイパーのV10エンジンが収まる。

当時のオリジナルスペックに従って製造されており、それは8.0リッター10気筒ユニットから532psまたは608psのアメリカン・ホースパワーを絞り出すことを意味していた。当時、ブリストルは最高速度338km/hを公称していた。

ご覧の通り、残されたオリジナルの5台のうち最初の1台となるこのファイターのシャシーには、ブラックの塗装、タンカラーのインテリア、そしてオリジナルのファイターが持っていた特異な気取りのすべてが備わる。長いボンネット、V10、ガルウィングドア、そして2000年代初頭のキャビンだ。

この第1号車は右ハンドル仕様で、高級モーターショーであるサロン・プリヴェ(英国のブレナム宮殿で開催される格式高いコンクール・デレガンス)で初公開された。しかしブリストルによれば、残る4台のオリジナル車両については希望に応じて左ハンドル仕様に設定することも可能だという。

ブリストルは「英国有数の製造パートナー」と協力し、少量生産モデルに期待される通り、オーナーの厳密な仕様に合わせて手作業でこれらを組み立てていく。

ブリストルは波乱に満ちた旅路を歩んできた。2011年にすべての事業を停止し、2016年に市販を公約した「ブリストル ブレット」(BMW製V8を積むスピードスター構想)で再始動を図ったものの水泡に帰し、再び操業を停止した。「カムコープ・オートクラフト社が2022年まで継続していた」と同社は語る。「そして、このような背景のもとでこのブランドの復活が始まる。歴史の空白を見過ごすのではなく、本物の未完の章へと立ち返り、取り残されたものを完成させることによってだ」

ブリストルのボスであるポール キングは次のように付け加えた。「これはブリストルの復活の始まりに過ぎず、今後さらに多くの展開が待っている」


=海外の反応=
「写真12枚目を見ると、スイッチの並びを揃える気すらないのか…それともグラグラすぎてこれが限界だったのか。2003年のガソリンスタンドで買ったようなヘッドユニットについては言うまでもない。もう見ていて疲れるよ」
↑「よほど風変わりで、ニッチで、忘れ去られたブランドを愛してやまない奴じゃないと無理だな。俺はパスだ」
↑「未来なんてない。何の魅力もない過去の忘れ去られた名前がまた一つ蘇っただけ。来週にはイェンセンがまた復活するんじゃないか。こういうブランドは1980年代に寿命を迎えてるんだよ」
↑「俺たちはいまだに新型TVRも待ち続けてるしな」
↑「バイパーのエンジンだと……。英国車にアメリカ製モーターをぶち込むなんて間違いだ。こんなビジネス、長く持つわけがない」
↑「AC コブラを忘れたのか」

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