ゴルフ GTIの50周年を祝うスペシャルモデルが欧州で登場。その名は、すでにニュルのレコードブックに刻まれている。
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ついにその全貌が明らかになった。これが、ゴルフ GTI エディション50だ。我々はすでに、このマシンが凄腕ドライバー、ベニー ロイヒターの手によって、ニュルブルクリンクにおけるフォルクスワーゲン史上最速の市販車となったことを知っている。そして今回、50年の歴史の中で最もパワフルなGTIであることが判明した。
さあ、その数字を見ていこうじゃないか。心臓部には、チューンナップされたVW製2.0リッター4気筒ターボエンジン「EA888」を搭載。最高出力は325ps、最大トルクは420Nmを発生する。これは、GTIクラブスポーツ(300ps/400Nm)を上回り、標準のGTI(265ps/370Nm)からはさらに大幅なパワーアップとなる。
その実力は、AWDの兄貴分であるゴルフ R(333ps)にパワーでわずかに及ばないものの、トルクは同等。そして、ニュルではすでにそのゴルフRを打ち負かしているのだ。この溢れるパワーのおかげで、0-100km/h加速はわずか5.5秒で駆け抜ける。
足回りも抜かりはない。フォルクスワーゲンはDCCアダプティブダンパーを再チューニングし、フロントのディファレンシャルロックを調整、さらにステアリングにも改良を加えた。オプションの「GTIパフォーマンスパッケージ」を選択すれば、サスペンションはさらに研ぎ澄まされ、スプリングレートは20%向上。車高は標準GTIより20mm、GTIクラブスポーツよりも5mm低く設定される。
さらに、新たな“シューズ”として、セミスリックタイヤを履いた軽量19インチ鍛造アロイホイールを装備。これにより1輪あたり約4kgの軽量化を実現したという。加えて、アクラポビッチ製チタンエキゾーストがさらなる11kgの軽量化に貢献する。夏のワインディングを切り刻むには、うってつけの相棒だ。
ルックスもその気にさせる。50周年記念モデルにふさわしく、ブラックのルーフ、ミラー、エキゾーストパイプで精悍さを増し、ミラーとスポイラーには「GTI 50」のデカールが誇らしげに輝く。ボディカラーは、歴代GTIに採用されてきた「トルネードレッド」や、「モスグリーン」を含む5色が用意される。
生産台数や価格についてはまだ発表されていないが、既存のGTIクラブスポーツの開始価格である43,215ポンド(850万円)を若干上回ることは間違いないだろう。
さあ、欲しくなっただろう?
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=海外の反応=
「欲しくなったかって?たぶん、45,000ポンド(900万円)超えだろ。冗談じゃないね。その金があったら、Mk5のGTIとMk1のGTIを買うね(まあ、Mk1はMk5の最低でも3倍はするだろうけどな)」