ロータスの新しいパワートレイン、ハイパーハイブリッドとは?

ロータスが神戸に新CIの店舗をオープンした。そして新たなパワートレイン、ハイパーハイブリッドを計画しているという。

【KINTO】

ロータスが1月19日に「ロータス神戸」をオープンし、メディア向けにお披露目された。運営を手掛ける株式会社ジースクエア仙台は、今まで東北エリアを拠点として主に高級輸入車の販売事業を展開、西日本への進出は、今回が初となる。

神戸市と西宮市の間に位置する「ロータス神戸」はJR芦屋駅や阪急芦屋川駅からは、神戸や大阪へのアクセスが良く、バランスの取れたロケーションが魅力だ。英国ロータス・テクノロジー・イノベイティブの新しいCIに基づく施設は、延べ床面積403㎡(約112坪)を誇り、最新のファシリティを導入している。またロータスサービスセンターも併設しており、新車販売の他、中古車販売、カスタマーサービスの充実も図っていく。なお同社は、1月25日(土)に東北エリア初となる「ロータス仙台」をオープンする。

ロータス カーズ ヘッド オブ オペレーションズ - ジャパン/ 台湾 アジアパシフィック、ミドルイースト&アフリカの寺嶋 正一氏、ロータスカーズヨーロッパ、アジアパシフィック、中東、アフリカのプレジデント&CEO、ダン バルマー氏、ジースクエア仙台 代表取締役の大滝 歩氏がプレゼンテーションやテープカットを行った。

バルマー氏は次のように述べた。「ロータスは2028年に80周年を迎えるため、’ビジョン80’というロードマップを定めています。ロータスのモデルレンジは、エミーラ(スポーツカー)、エレトレ(ハイパーエレクトリックSUV)、エメヤ(エレクトリックハイパーGT)など、の成長を遂げています。日本市場におけるロータスの展開において、株式会社ジースクエア仙台と共に新たなステップを踏み出せることを大変嬉しく思います。ジースクエア仙台は、プレミアムブランドの販売力を強みとしており、神戸という素晴らしい都市に新たな拠点を構えることは、私たちのブランドの成長と発展にとって重要な一歩です。ジースクエア仙台とのパートナーシップを通じて、ロータスが提供するプレミアムな車両とともに、卓越したサービスをご提供できることを楽しみにしています」

また、ロータス神戸を運営する株式会社ジースクエア仙台、代表取締役大滝歩氏は次のように述べている。「日本初となるロータス新CIを導入したショールームを、ここ神戸に構えることができ、大変光栄に思います。数々の栄光に輝いたヘリテージと、最新のテクノロジーを駆使したロータスブランドを、今後のラグジュアリー・スポーツカーシーンを牽引する存在へと押し上げられるよう、スタッフ一同努めて参ります」

ネットワーク ディベロップメント インプリメンテーション マネージャーのイネス グルースリンガー氏にお話を伺った。
―ロータスの新しいCI(コーポレート アイデンティティ)について
新しいショールームの照明や内装は、車の魅力を最大限に引き出すように設計されています。具体的には、車の上に丸いライティングを施し、ショールーム内にいても、まるで車が太陽の下にあるかのように見える工夫がされています。新しいCIは、ロータスの車のデザインを手がけるチームが担当しています。これは、車両デザインと店舗デザインが一貫したコンセプトに基づいて作られていることを意味します。また、車のデザインだけでなく、店舗の環境全体も考慮してデザインされています。これは、ロータスが持続可能性や環境への配慮を重視していることを示唆しています。
―新しいCIのグローバル展開について
新しいCIは、グローバルで展開されており、ロータス本社が厳しく管理しています。このCIは、2022年から2023年頃に導入が開始され、ロータス神戸は、この新しいCIを採用したグローバルで16番目の店舗です。世界全体では35番目くらいの店舗にあたります。
―新しいショールームでおすすめポイントは?
新しいCIの一部として、非常に詳細なコンフィギュレーターが導入されています。お客様は、ルーフやスイッチなど、車の細部に至るまでカスタマイズをシミュレーションでき、将来の自分の車をより具体的にイメージできるのです。こちらは、本当に驚くほどなので、ぜひ、お店で体感していただきたいですね。

バルマー氏に伺った。
―エメヤについて
エレトレとエメヤにはドルビーアトモスが搭載されていて、この臨場感がすごいです。残念ながら、V6エンジンと直6エンジンを搭載したエミーラには搭載されていません。これは製品のポジショニングの違いです。エメヤの販売状況についてですが、まだ販売開始から間もないものの、一部の市場ではセダンタイプが再び人気を集めているのです。エメヤのようなセダンモデルの将来的な人気に繋がる可能性があります。
―ロータスの今後のラインナップ
ロータスは、V6エンジンモデルに加えて、新しいパワートレインとして「ハイパーハイブリッド」技術を導入する計画を進めています。これは、単なるハイブリッドではなく、電気での走行距離を大幅に伸ばしたもので、従来のプラグインハイブリッドとは異なる技術です。この技術は、ガソリンエンジンと電気モーターのバランスにおいて、電気モーターの比重が大きいのが特徴です。このモデルは、約1年後を目処に発表される予定です。ハイパーハイブリッドは、ガソリンよりも電気での走行距離が長く、そういった意味では、トヨタなどのプラグインハイブリッドとは異なる技術です。楽しみにしていてください。

フェラーリ 12チリンドリ/Mini, モーク, イセッタ:レトロなEVバブルカー/ハイパーカーメーカーのボス対談:トップギア・ジャパン 064

外車限定の車買取サービス【外車バトン】
【無料】資料請求【タウンライフ土地活用】



トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2025/01/74089/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 064

アーカイブ