ターボ スペツィアルは1983年のワンオフ、935 ストリートへのオマージュ

ターボ スペツィアルは1983年のワンオフ、935 ストリートへのオマージュ。モナコを拠点とするアンオフィシャル マシーンズが911ターボベースの記念モデルを発表した。


モナコの企業、アンオフィシャル マシーンズ(Unofficial Machines)が、1980年代にマクラーレンのF1チームを大成功に導いた人物の依頼で製作された、史上最も希少なポルシェ 911の1台にオマージュを捧げるプロジェクトを発表した。

「ターボ スペツィアル」を紹介しよう。これは、故マンスール オジェの息をのむほど希少で、80年代らしさ満点の1983年製「935 ストリート」のスーツを纏った現代の911 ターボ Sである。

オジェの車は、当時支配的だった935レーシングカーを模した一点物だった。つまり、このターボ スペチアルはオマージュのオマージュであり、これ以上に希少なものはないと言える。

そして望ましいものでもある。935は依然としてポルシェが作った中で最もクールなものの1つであり、アンオフィシャル マシーンズ(Unofficial Machines)のスペチアルは確かに印象的な一台だ。アラン デロジエによってデザインされたこのボディは完全にカーボンファイバー製で、992.1ターボ Sのベースの上に乗っている。完全に再設計されたフロントエンド、ボンネットのベント、深く幅広いバンパーとスプリッターを特徴としているのだ。

フレアしたアーチ、リアホイールの前のベント、そして全く新しいリアセクションになっている。リアセクションには1本のリアライトバーがあり、控えめな内蔵ダックテールスポイラーか、より派手なリアウイングのどちらかを選べる。当然ながら、すべてが可能な限りエアロダイナミクスに効率的で、グリップ力のあるようにデザインされているのだ。

パワーも向上している。念のため言っておくけれど、数年前にリリースされたごく普通ではない992.1 ターボ Sでさえ、すでに640馬力ほどのツインターボフラット6エンジンを搭載し、0-100km/h加速を2.4秒で、最高速度は320km/h以上を達成する。決してスピード不足の車ではない。

そこでUMは当然、この車の性能を…非常に高くした。最初のターボ スペチアルのエンジンは740馬力以上と700lb-ftのトルクを発生させ、これは確かにかなり意気揚々とした感触のはずだ。

KWによって設計された新しいサスペンションセットアップが実行され、もちろん各車は個々の購入者に合わせて調整される。UMはターボ スペチアルの公道走行可能バージョンを90台、そして「最適な」パフォーマンスを提供するトラック専用バージョンを10台製造する。トラック専用バージョンは、シャシーとインテリアにGT3 RSから「インスパイア」された装備を特徴としている。念のため言っておくけれど、911 GT3 RSも、決してスピード不足の車ではない。

カーボンパーツはトリノで製造され、組み立ては南フランスで行われ、2025年の夏に向けて製造される予定だ。992.1 コンバーチブルも選べるようになり、992.2 ターボ Sへの装着も計画されている。

価格は?各車の価格は350,000ユーロ(6,100万円)からで、すでに6台が予約済み。詳細については、追ってお知らせしよう。

ブガッティ ボリード/ケータハム プロジェクトVの真実/日本のDAMD/プリウス:トップギア・ジャパン 061






=海外の反応=
「全部考えたら、むしろ安いわ」
「めっちゃカッコいいじゃん。特別感出すのに十分な改造だけど、余計な装飾は少なめ。いいバランス」
↑「同感!もっとシンプル(GTっぽい)なロードバージョンで、カーボンのエッジ部分を減らしたのも見てみたいな」
「アストンマーティンのヴァラーが走るハロッズ専売品みたいに見えるな、これに比べたら」
「黒いやつ、抱きしめたくなるわ」
「「見た目は最高だけど、ポップアップヘッドライトじゃ実車は無理だよなぁ...残念😥」
↑「あれ、ポップダウンヘッドライトみたいだぞ。ポップアップと違って歩行者安全性の問題はないはず」
↑「そうなんだ。ポップダウンの方が多少安全かもしれんが...どっちにしろ車にぶつかるのは良くないよな」
↑「あれはデイタイムランニングライトだよ。本物のヘッドライトはフロントバンパーの下にある。ポップダウンDRLだな!」
「CGと部分的に影のある画像じゃワクワクしないな。935プロジェクトも目新しくない。でも、シンガーレベルの品質なら、相対的には安いかも」
「マジで綺麗」
「「90台中6台が予約済みか。うーん、金があったら俺も買っちゃうかも。普通なら「絶対無理」とか「幻の車」とか言われるけど、これは好評みたいだな。いいぞ。俺なら、メタリックブラックで、ラウヴェルトのオマージュみたいな派手な黒金仕様で注文しちゃうな」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2024/07/71414/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 063

アーカイブ