イスパノ スイザの新型ハイパーカーが登場、今度は大型リアウイング付き。カルメン サグレラは103kWhのバッテリーを搭載した電動ハイパーGTになる予定。
イスパノ スイザは、全電動ハイパーカー、カルメンの第3弾を発表する予定だ。ただし、ここ数年、このスペインの自動車メーカーからほとんど話を聞かなかったことを考えれば、第1弾のことをすっかり忘れていてもおかしくはない。
簡単に振り返ってみよう。初代カルメンが2シーター、最高出力1,005bhpのハイパーGTとして初公開されたのは2019年のことだった。それはジュネーブモーターショーでのことで、イスパノ スイザを名乗る別の会社が1,085bhpのツインターボV10スーパーカーを引っ提げて現れたため、深刻な揉め事が起きたのである。
しかし、EVのイスパノ スイザのプロジェクトは続行され、2020年には軽量な1,098bhpのカルメン ブローニュが登場した。わずか5台の生産が計画され、2022年に1台が実際に納車された。それはめっちゃ紫色をしていた。
そして今、カルメン サグレラが登場しようとしている。1907年にイスパノ スイザが最初の大規模な工場を設立したバルセロナのラ サグレラ地区にちなんで名付けられたこのモデルは、2024年半ばに発表され、航続距離を向上させるために103kWhの大型バッテリーを搭載する予定だ。ちなみに従来のカルメン ブローニュは、80kWhのバッテリーで約400kmを走行できた。
上のティーザー画像から、サグラにはかなり巨大なカーボンファイバー製リアウイングが装着されることがわかる。とはいえ、現時点での情報はここまで。そして、いずれは実際に運転できる日が来るかもしれないけど、それがいつになるかは誰にもわからない…。
トップギア カーオブザイヤー/トヨタ ランドクルーザー/フェラーリ プロサングエ:トップギア・ジャパン 059
=海外の反応=
「あとわかっているのは、カーボンファイバーに全財産をつぎ込んでいるため、写真撮影のときでさえライトをつける余裕がないということ」