2023年も終盤だ。75周年を迎えたロータスのグレイテストヒッツ9台をご紹介しよう。もちろん、古いボクスホールも入ってるよ。
ロータス エリーゼ S1
1996年に登場したロータスの新型ミッドシップ後輪駆動スポーツカーは、当時のロマーノ アルティオーリ会長の孫娘(エリザ)の名を冠していた。車重は700kg強で、1.8リッターのローバーKシリーズエンジンからわずか118馬力を発生する純粋なロータスだった。
ロータス カールトン
ロータスがありふれたサルーンに魔法をかけたのは、カールトンが初めてではなかった。ところで、ロータス コルチナを覚えているだろうか?しかし、ロータスが時速176マイル(283km/h)を出せる、政治家が頭をかかえる存在に変身させたカールトンは、伝説となっている。イギリスでは販売禁止運動まで起こったのである。
ロータス セブン
1957年に発表されたコーリン チャップマンのシンプルで軽量なロータス セブンは、約40馬力のフォードエンジンを搭載したエントリーモデルとして成功を収める。ロータスはキットカーのイメージを払拭するために1972年に製造を中止したが、ケータハムはそれ以来、セブンを新たな高みへと導いた。
ロータス タイプ 25
革命的なレーシングカーである25は、伝統的なチューブラースペースフレームシャシーを廃し、フルストレスモノコックデザインを採用した。その結果、マシンは軽量、小型、高剛性を実現し、ジム クラークが1963年のF1ドライバーズタイトルを獲得することになる。
ロータス エリーゼ GT1
エキシージが、ロードゴーイング版エリーゼの最狂型だと思ってた?ロータスの90年代後半のFIA GT選手権への挑戦は大失敗に終わったが、ホモロゲーション用に1台のGT1ロードカーが製作されたんだ。基本的には1,000kgのS1にカーボンボディと3.5リッターツインターボV8を組み合わせたものだったけれど。
ロータス エラン スプリント
1962年に登場したオリジナルのエランは、ロータスのロードカーの中でおそらく最も美しく、それまでのエリートよりもはるかに商業的に成功した。スプリントのよりパワフルな「ビッグバルブ」エンジンと標準的なツートンカラーのゴールドリーフのカラーリングは象徴的。
ロータス エセックス ターボ エスプリ
このエセックス ターボ エスプリほど80年代的なものはあるだろうか?チームロータスのスポンサーであるエセックス オーバーシーズ石油公社を記念した特別仕様車として発売された、初のファクトリーターボ エスプリ。ボンド映画『007/ユア・アイズ・オンリー』にも登場した。
ロータス タイプ 72
チャップマンが生んだもうひとつの天才、72は史上最高のF1マシンのひとつに数えられる。ウェッジシェイプとサイドマウントラジエターをF1に導入し、バネ下重量を減らすためにインボードブレーキを開発した。このマシンは非常に優秀で、6シーズンにわたってレースに参戦し、20勝を挙げている。
ロータス タイプ 79
タイプ78の基礎の上に作られたにもかかわらず、79は「グラウンドエフェクトカー」として永遠に知られることになった。可動式スカートを下げたサイドポッドはベンチュリートンネルを形成し、マシンを路面に吸い付かせた。これは1978年のことだが、F1の最新レギュレーションは同じ原則に戻っている。
エコ意識のスピードウイーク/ホンダ シビック タイプR/トヨタ GR86:トップギア・ジャパン 058
=海外の反応=
「オリジナルのエラン(写真6)とロータス72(写真8)について、2つの興味深い事実がある。
* もしあなたが私のような悲哀あるエンジニアなら、興味深いことだろう。
1. チャップマンは重量を最小限に抑えることに執着していたため、複数の目的の成果があるものを取り入れるのが好きだった。エランのポップアップライトは真空作動式で、エンジンを切っても作動するようにリザーバーが必要だった。普通の人がやるようなプラスチックのタンクを取り付けるのではなく、既存のシャシークロスメンバーをリザーバーとして使用したのだ。
2. タイプ 72のノーズ上部にボルトで固定されたアングルアイアンに気づいたことがあるだろうか?これは、むしろ直感に反して、ノーズ上を流れる空気の境界層を乱すことで抵抗を減らしいた。これにより、乱流になる前の滑らかな層流を長く保つことができた。ゴルフボールにディンプルがあるのと同じ理由だ」
「最後の写真(ロータス79)をありがとう。
スカートが下がっているのが見えないけれど!
多分、私は老眼なんだろう…」
↑「おそらく最近のデモランだと思う。このような場合、スカートは消耗を避けるためにアップポジションに固定されていると思うよ」