ドイツのチューナーABTが太陽の力を拝借
えっ、また、EVの航続距離を伸ばす系?そうなんだ。このウェブサイトの読者なら、ドイツのバイエルンを拠点とする自動車チューニングおよびモータースポーツ企業であるABTが、アウディの性能向上を手がけていることはご存知だろうが、実はe-モビリティにも力を入れており、その最新のプロジェクトがこれ、フォルクスワーゲンIDだ。ソーラールーフパネル搭載のBuzz。
ドイツのチューナーの最新作は、太陽の力を利用してEVの航続距離を伸ばすというもの。このパネルは最大600Wのピークを発生させることができ、ID.Buzzの現在の最大航続距離258マイル(415km)を…数マイル(5km)延長することができると主張している。充電していないときの移動がより簡単になった。
ソーラーパネルは、停車中も移動中も機能するそうで、年間最大3,000kmの航続距離延長が可能だと言われている。まあ、曇や雨が多いイギリスだと、使えるか微妙なところはある。ABTはさらに将来的には、Buzzのサイドパネルを改造して、出力を1,000W以上にすることも検討されているという。いっそのこと、Buzzを丸ごとソーラーパネルで作ってしまうのはどうだろう?
理論的には完璧に理にかなっているよね?太陽がカンカンに照っているときにエアコンを使う必要があるときや、余分な電力が航続距離の減少を吸収するのに役立つ。Buzzをベースにしたカリフォルニアのキャンピングカーができたら、照明や冷蔵庫、炊飯器などの電源にも使えるかもしれない。見た目もいいしね。
生産は来年初めを予定している。Buzzオーナーの皆さん、この改造への興味はいかが?
=海外の反応=
「車が停車中に展開して充電し、キャンピングカーのアクセサリーをよりパワフルに動かせる折り畳み式のパネルがあったらいいなと思うね」
「ID.Buzzを持っていないが、もしあったらこのソーラーパネルが欲しい。見えないし(車より背が高ければ見えますが)、見た目も悪くないね(私はソーラーパネルを見て「うーん、醜い」と思ったことはないし)。唯一の問題は価格かもしれないが、きっとますます安価なオプションが出てくるだろう。
最初に車を手に入れる必要があるだけ 😊」
「今年の初めには、太陽光パネルを搭載して航続距離を延ばす車を約束しているスタートアップが3社あった。しかし現在は1社だけになった…いまだ製品を出荷していないし…そして3年連続で納期を延期している」