マジか:スーリーの新しい車載用収納ボックスがEVの航続距離を長くするらしい


スウェーデンでは美味しいミートボール以外にもEV用の賢い収納方法がある

スウェーデンのルーフボックスなんかで有名なスーリー(Thule)は、物理法則を無視したようなアフターマーケット用カーストレージソリューションを設計した。スーリー アルコス(Thule Arcos)と名付けられたこのカーゴボックスは、ルーフではなくトウバーに取り付けられ、電気自動車に取り付けたときの航続距離を向上させるようだ。あっ、笑ってる人がいるね?いや、冗談じゃないから。下記を読んでみてほしい。

北極圏を始めとした一部の業界では、カーゴボックスを自動車に取り付ける際の空気力学について熱烈な議論が行われている。EVが普及し、航続距離を稼ぐために滑りやすさが求められるようになると、従来のルーフボックスは必要なくなるかもしれない。そこで、スウェーデンの自動車雑誌、ヴィ ビラガーレ(Vi Bilagare)のモータージャーナリストグループは、さまざまな気象条件のもと、3,550マイル(5,713km)以上にわたってさまざまなカーゴボックスをテストするために出かけたのである。

フォルクスワーゲンのI.D4を使って、ハードシェルのThule Arcosボックスが、ルーフマウントのボックスを装着したクルマや、何も装着していないクルマよりも航続距離を伸ばせることを証明したのだ。素晴らしい結果だよね。

実際、ガソリン車も電気自動車も、Arcosを装着したほうがエネルギー効率は高くなった。ロングテールの勝利!さらに、アルコスを装着したID.4は、ボックスのないものよりも10マイル(16km)以上走行距離が伸びたそうだ。ということは、すべてのEVはマクラーレンF1 GTRロングテールのような姿になるのだろうか?そうだと思うよ。

とにかく、旧型のOntoにインスパイアされたらしいArcosは、中型または大型のボックスと、それをモーターに取り付けるためのプラットフォームバーで1,000ポンド(16万円)以上することになるのだ。痛い。でも、燃料費と充電費で元が取れるのなら、価値ある投資かもしれないよね。









=海外の反応=
「これに車輪を付けてトレーラーと呼んでみたらどうだろう!」
↑「それな。距離が短い場合、EVは最大4つのトランクになるという記事があったけど、フロントのフランク、リアのトランクに加えて、2つの追加のボックス(リアボックスとルーフボックス)があると便利だね! 特定の時だけ使うレンタルのトレーラーがあれば、サイズが合っているので簡単かもしれない」
「もしもさらに航続距離を広げるため、こんなふうに条件を理想化する必要があるなら、実際の生活条件においては、宣伝されている航続距離よりもさらに短くなるのかと思うとぞっとするな」
「もし誰かが後ろから追突したら?コンテナや中身に多大な損害が出るだろうね。でも車を守ってはくれるんだろう!」
↑「こんなのつけたら、よけいドライバーは忙しくなる。もし新しいEVに何の警告システムも働いていないなら(ダッシュの故障など)、リアビューミラーだけに頼って、後ろをよく見て追突を避けて」
↑「EVだってガソリン車と同じで、後ろからの衝突や事故のリスクがあることは認識しておかなければならない。しかし、それを理由にEVを避けるのは正当化できない。EVは厳格な安全基準に準拠しており、通常の車両と同様に安全性が確保されている。
また、EVの警告システムや安全機能も進化しており、事故を予防するための多くの機能が備わっている。例えば、衝突回避支援システムや後方交差点警告システムなどがあり、運転者に警告を出して事故を防ぐ役割を果たしている。
さらに、EVにはバッテリーが車体の底に配置されているため、車両が後ろからぶつかった場合でもバッテリーへのダメージは限定的であり、一般的なガソリン車の燃料タンクが破損するリスクと比較しても低いと言われている。
もちろん、事故を避けるためには運転者の安全運転が最も重要だ。リアビューミラーやバックカメラを使用し、周囲の状況に注意を払い、速度を適切にコントロールするなど、運転者自身が安全な運転を心掛けることが必要だ。
EVは持続可能な未来を目指す上で重要な役割を果たしている。過度のリスクを恐れず、安全運転をしっかりと守りながら、EVの利便性や環境への貢献を考慮して、EVの普及を促進していくことが望ましい」

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