先日、ベントレーがグローバルで過去最高台数を記録したニュースをお届けしたばかりだが、2022年はベントレーモーターズ アジアパシフィックにとっても新たな記録的な年となり、この地域におけるラインナップに対する強い需要を反映したものとなった。ベントレーモーターズ アジアパシフィックは昨年、2,031台を納車し、前回のレコードである2021年(納車数1,651台)を380台上回った。
アジア太平洋地域は、ベントレーが世界で最も急速に成長している地域(23%増)となり、2022年にベントレーが世界で販売する車は15,174台(4%増)に達した。
昨年、アジア太平洋地域で最も好調だったのは韓国で、販売台数は775台(53%増)だった。この記録的な結果に続いて、日本は644台(+8%)を販売し、東南アジアは350台(+26%)と目覚しい成長を記録した。また、オーストラリアとニュージーランドは256台(6%減)を販売した。
ベンテイガは、2022年もアジア太平洋地域で最も売れているモデルであることに変わりはない。812台を販売し(34%増)、高級SUVの決定版として昨年は同地域の総販売台数の40%を占めている。高級セダンの真髄であるフライングスパーは648台を販売し(16%増)、同地域の総販売台数の32%を占めた。同時に、コンチネンタルGT(コンチネンタルGTCを含む)の成功は2022年も継続している。この2ドアラグジュアリーグランドツアラーは、昨年、アジア太平洋地域のオーナーに547台が納車され(18%増)、総販売台数の28%となった。
ベントレーモーターズ アジアパシフィックのリージョナルディレクターであるニコ クールマンは、次のようにコメントしている。
「2022年は、予想外の世界的な出来事と不確実性に特徴づけられる年であり、私たちにとっても困難な1年でした。しかし、ベントレーブランドはアジア太平洋地域において、これまで以上に力強く立ち上がることができました。フライングスパーハイブリッドを皮切りに、私たちは電動車両というダイナミックな分野に進出しました。これは、2025年までに完全にカーボンニュートラルな販売網を構築するという、私たちの持続可能性への取り組みを反映しています。
これからの新しい年は、コンテンポラリーなラグジュアリーライフスタイルの道しるべとなるべく変貌を遂げ、ベンテイガエクステンデッドホイールベース(EWB)をはじめ、Sシリーズやアズール、スピードなどの派生モデルをアジア太平洋地域のラインアップに迎え入れることを楽しみにしています 」