「ジャパン モビリティ ショー 2023」←なんのこと?「東京モーターショー」から名称変更したの



「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」の開催が決定した。えっ、なんのこと?次回の東京モーターショーを名称変更したのだ。一般社団法人 日本自動車工業会は、モビリティの枠を超えて他産業やスタートアップなど新しい仲間も募り、2023 年 10 月 26 日(木)から 11 月 5 日(日)まで、東京ビッグサイト全館(江東区・有明)を中心に開催することを決定し、モーターショー委員会 委員長 長田准氏(トヨタ自動車 執行役員 渉外広報本部 本部長)と日本自動車工業会理事・事務局長の髙橋信行氏によるオンラインでの説明会が開かれた。

これまでのモーターショーは、1991年には約200万人を超える来場者があったが、2017年まで右肩下がりに来場者が減り続けていった。モーターショーを魅力的なものに生まれ変わらせたい、という思いから2019年は来場者数100万人を目標として、自動車産業のみならず他業界の人々にも参加を呼びかけ、モビリティの未来を感じてもらえるような新生モーターショーとして第一歩を踏み出した。日本のさまざまな企業の最新技術が一度に結集し、少し先の未来のモビリティ体験をするフューチャーエキスポを始め、さまざまなプログラムを実施した。特にキッザニアさんとのコラボレーションでは、これまでモーターショーでは見ることのなかった子どもたちの笑顔が見られた。そうした結果、2019年の来場者数は130万人を上回った。

東京モーターショーが、JAPAN MOBILITY SHOWにと生まれ変わる必要は、どこにあったのだろうか。岸田総理と経団連でモビリティに関する懇談会の場があり、そこでモビリティ産業は、新しい資本主義の中軸の分野であり、さまざまな産業と広がりを持ってつながることで、経済成長につなげて、持続可能な社会をつくっていくことを互いに確認をした。このように持続可能な社会を、モビリティ産業がペースメーカーとなり、他産業を含めたオールジャパンでつくる、明るく楽しくワクワクする日本の未来を、一人でも多くの人に体感をしてもらいたい、モビリティで日本を元気にしたいと思っているという。この思いから2019年に新生モーターショーとして踏み出した歩みをさらに進め、モーターショーからジャパン モビリティ ショーへ変革をする。

今回も、臨海副都心エリアや東京ビッグサイト近隣のエリアでの拡充開催も検討しており、様々なプログラムを実施し、100 万人の来場者のみなさまがより一層楽しめるイベントを目指す。

乗用車、商用車、二輪車、車体、部品・機械器具、他産業を含む次世代モビリティを始めとする一般エリアの出展者募集が開始され、2023 年 1 月 31 日(火)の締切を予定している。
なお、様々な主催者プログラムへの出展や参加については、後日改めて募集を行う。

ただし、気がかりなのが、輸入車メーカーの参加状況だ。前回はアルピナはじめ、数社であった。主催者側は、これからインポーターにも、モビリティ ショーのPRを積極的にして、一つでも多くのインポーターに参加してもらいたい、と言う。加えて、出展してもらえるかどうかは、日本市場が魅力的であると感じてもらわなければならないのだ、と。だから、最近、インポーターの出展が減ってきているのは、日本市場に魅力が薄れていることだと感じている。さて、いくつのインポーターが出展することになるだろうか。期待して、結果を待ちたい。



ジムもセルフエステも24時間使い放題で月額3,278円(税込)のchocozap

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2022/11/55582/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 063

アーカイブ