日本にとどまらず、世界各国で人気の車漫画、イニシャルD。いわずとしれた藤原拓海のAE86が、21年経ったいま、現行の86で蘇った。
これは、TOYOTA UKが製作した動画だが、86(英国ではGT86)を白/黒ツートンのパンダカラーにして、峠をドリフトするというシビレもの。サイドの「藤原とうふ店」の名前や、座席に置かれた配達用の豆腐(漫画ではコップの水をこぼさないようにドリフトの練習をした)など、細かいところにも工夫が凝らされている。
イニシャルDの良さは、若くてお金に余裕がなくとも、車と運転を愛しているようすがヒシヒシと伝わってくるところだ。年を取って制約が出てしまい、今はミニバンに乗っているという人でも、こういう動画を見るだけで、熱いものが湧き出てくるはずだ。