超信地旋回でタイヤが悲鳴!BYD傘下「デンザ Z9 GT」の自動駐車は革命か、それともただの宴会芸か

BYDの高級サブブランドであるデンザから、ポルシェ タイカンを標的とする1,156psの超弩級EV「Z9 GT」が英国に上陸する。この全長5.2mの巨体には、斜め移動の「カニ歩き」やその場での「360度回転」など、常軌を逸した自動駐車ギミックが詰め込まれている。タイヤの寿命と引き換えに不可能を可能にする、この中国製最新テクノロジーの実力をテストした。

BYDの高級サブブランドであるデンザは、シューティングブレーク・スタイルのZ9 GTが10月に顧客に届く予定であり、今年後半に英国に本格上陸する。しかし、デンザとは実際何なのか? まあ、自らを「プレミアムなテクノロジー志向の自動車ブランド」と称しているが、1,156psのEVまたは776psのプラグインハイブリッドとして提供されるZ9 GTは、「駐車ができない人向けのポルシェ タイカン スポーツツーリスモ」としてマーケティングできるほど、車載の自動駐車テクノロジーが充実している。

しかし、それらは本当に機能するのだろうか? 英国の運転免許試験から枠内駐車と縦列駐車の両方を廃止して、誰もがデンザでふらふらと走り回ることができるようになるのか、それとも、これらはすべて仲間に見せびらかすために一度だけ使って、その後は永遠に忘れてしまうようなギミックに過ぎないのか?

我々はまだ英国の公道でZ9 GTを自ら運転してはいないが、キャビンに座り、すべての巧妙な自律走行マニューバ(操縦)を体験したので、それぞれの宴会芸に対する我々の評価をここに示す…

セルフパーキング(自動駐車)
販売されている他の多くの車と同様に、Z9 GTは駐車スペースを識別し、それが縦列駐車であれ、駐車場の枠内であれ、自らそこへ入っていく。すべてが非常にスムーズで、ダッシュボードにある実際のボタンを押し、続いて17.3インチの巨大な中央のタッチスクリーンを2回押すだけで、素早くアクセスできる。

デンザは、白線がかすれていたり、枠が奇妙な角度になっていたりしても、スペースを見つけるのが非常に得意だ。しかし、もしそれを認識しなくても、俯瞰(鳥瞰)カメラを使って最終的な位置と向けたい方向をドラッグ&ドロップすることで、任意の場所を選択できる。素晴らしい。さらに、スペースが狭い場合はリモートパーキングがあるため、外に飛び出してアプリを使い、車に自分で駐車させることも可能だ。

トーアウト ローテーション
デンザはこれにもっと気の利いた名前を付けるべきだ。なぜなら、これはかなり見事な芸だからだ。もし縦列駐車のスペースが、全長約5.2mのZ9 GTを押し込むのにギリギリの長さしかない場合、それは自らノーズから進入し、次に独立した後輪ステアリングを使用して両輪を外側に向ける。その後、リアを反対方向に駆動させて、車のリアエンドを縁石に向かってムーンウォークさせるのだ。ヒヒッ!

所定の位置にスライドしていくのを見るのは不気味な光景だが、それは純粋に機能し、都心の狭い駐車場へのアクセスを開拓してくれる。ただ、タイヤの摩耗については聞かないでほしいし、1930年代のブルックス ウォーカーの第5の車輪(※トランクに備えられた駐車用の横向きの車輪)についても言及しないでほしい。

クラブ ウォーク(カニ歩き)
このモードでは、Z9 GTの両後輪が最大8.5度の角度で前輪の方向に追随するため、車はある種の自動車版ビショップ(聖職者ではなく、チェスの駒のことだ)のように斜めに前進および後退することができる。ナッパレザーで装飾されたキャビンの中からは奇妙な感覚だが、我々はカニ歩きをしている間、いつこの特定のスキルを展開する必要があるのかと考えながら大半の時間を過ごした。これはハズレだ。

コンパス ターン
Z9 GTの最もドラマチックな宴会芸は、そのコンパスターンだ。トーアウト ローテーションの縦列駐車とよく似ており、これは後輪を逆方向に回転させ、前輪の一方を後退方向に駆動させることで、車をそれ自体の軸を中心に完全に回転させる。行き止まりで9回も切り返しをすることにうんざりしていないか? ただ車を止め、画面上の機能を選択し、車にどのくらい回転させたいかを指示すればいい。

狭い場所から抜け出したい場合は180度が理想的だが、なぜか360度まで回転する。その時点で、スタートしたときと同じ場所に戻るが、タイヤの溝は大幅に減っていることになる。我々は、不必要なタイヤの摩耗を防ぐために車が停止しているときはステアリングホイールを回さないようにと教わって育ってきたので、グッドウッド モーター サーキットのパドックの荒れたアスファルトの上でデンザがこれを行っている間、車内に座っているのはかなり苦痛な経験だった。

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新車にリースで乗る 【KINTO】
=海外の反応=
「で、ミリ単位の余裕しかないそのスペースに押し込まれたりカニ歩きで入ったりしたとして、あなたが塞いだ人はどうやって出るんだ?」
「こいつの減価償却(値下がり)は本当に壮大なことになるだろうな」
「後ろのドライバーに何が起こっているのかを示す表示があることを願うよ。あとドラレコもな。事故の後で『お巡りさん、あの車がカニ歩きで俺の車線に入ってきたんです』と言っても、あまり通用しないだろうからな…」

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