BYD傘下の高級電動ブランド「デンツァ」が、北京モーターショーでスーパーカー「デンツァ Z」のコンバーチブル版を正式公開した。出力は約1,014PS〔※1,000bhp〕、0-100km/h加速は2秒以下を主張し、リトラクタブル式のファブリック ソフトトップを採用。元アウディ・アルファ ロメオのデザイン責任者ヴォルフガング エッガーが手がけたスリークなスタイリングに加え、磁場で粘性を瞬時に制御する「インテリジェント 磁気粘性ボディ コントロール システム」(高度なアクティブサスペンション)と1,500kWの「フラッシュ チャージング」も搭載する。英国には今年7月のグッドウッド フェスティバル オブ スピードでデビュー予定で、標準クーペ・コンバーチブル・サーキット仕様の3バリアントが最終的に市販化される見込みだ。ニュルブルクリンクでのラップ レコード トライもすでに進行中という。
2025年11月、BYDのビッグ ボス、ステラ リー〔※BYDの国際事業を率いる副社長。欧州・英国市場への積極展開を推進している〕がトップギアに、完全電動の[デンツァ Zスーパーカーが今年のグッドウッド フェスティバル オブ スピード〔※英国南部で毎年開催される世界最大規模の自動車の祭典〕でデビューし英国(および中国以外の市場)に上陸すると語っていた。
当時リーが言い忘れていたのは、デンツァ Zがクーペだけでなくドロップトップのコンバーチブルとしても登場するということだ。サプライズ!
北京モーターショーでの現地市場向け発表から届いたばかりの姿がこれだ。写真と詳細は夏にさらに公開されるが、今の時点で判明しているのは出力が約1,014PS〔※1,000bhp。おそらくZ9 GT〔※デンツァ ブランドのフラッグシップ電動サルーン〕から流用した952PSの3モーター構成〕で、0-100km/h〔※0-62mph〕2秒以下を主張しており、今回のリトラクタブル ルーフはファブリック ソフトトップ〔※布製の電動開閉式幌〕だということだ。
実はもうひとつわかっていることがある。Z には「インテリジェント 磁気粘性ボディ コントロール システム〔※磁場を使って液体の粘性を瞬時に変化させることでサスペンションの減衰力を制御する、高度なアクティブサスペンションの一形態〕」——要するに高度なアクティブサスペンション——が搭載され、BYDの1,500kW「フラッシュ チャージング〔※BYDが開発した超高速充電技術。1,500kWという数値は現時点の急速充電規格(最高350kW程度)を大幅に上回る次世代水準〕」も採用されることだ。余談だが、この狂ったほど速い充電器も英国にやってくる。万歳!
そしてもちろん、スタイリングは元アルファ ロメオ〔※イタリアの高級スポーツカーブランド〕およびアウディのデザイン責任者、ヴォルフガング エッガー〔※ドイツ人カーデザイナー。アウディでA5やA7などを手がけ、その後アルファ ロメオのデザイン担当副社長も歴任した〕が手がけた。なかなかスリークな出来だ。
デンツァの親会社BYDは、Zがすでに「伝説のニュルブルクリンクでのテストおよびラップ レコード トライを開始した」と述べており、最終的に市販化される3バリアントのそれぞれに名前を付けるための一般公募も進行中だという。そのバリアントとは、標準クーペ、今回のコンバーチブル、そしてサーキット志向のZ——3種類だ。「トラッキー マクトラックフェイス〔※英国で2016年に「ボーティー マクボートフェイス」という命名公募が炎上した事件に倣った冗談。「サーキット野郎」的なニュアンス〕」という名前が今すぐ浮かぶが、さあどうぞ。
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=海外の反応=
「フロントを見た瞬間、縮んだアヴェンタドール〔※ランボルギーニの旧フラッグシップ スーパーカー〕かと思った。最近BYDのドキュメンタリーを見たが、正直ブランドへの信頼感はあまり湧かなかった」
「もしこれだけのパワーが必要なのに2秒以下しか出せないとしたら、重すぎるってことだよ」
「見た目はまずまず。4人乗りに見えるのも好印象。パワーを半分にして車重を3分の2にしたバージョンがあれば、興味が湧くかも!」





