英国のダブルキャブ・ピックアップ市場に、中国のGWMが参入を表明。フォード レンジャーより120万円も安い、新型「POER300」を引っさげて。
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フォード レンジャーは、英国で常にベストセラーのピックアップトラックであり、近年、そのライバルたちは道端にバッタバッタと倒れていった。だが、電動クロスオーバー市場と全く同じように、中国勢が到着してしまった。
これが、GWM POER300だ。そして、今年の9月中旬から、英国のディーラーに到着する予定だ。価格はPOERシリーズで£31,495(620万円)からと、フォードよりもかなり安くなる。(同等のダブルキャブ・AT仕様のレンジャーは、£37,550(740万円)からだ(VAT抜き))
さて、先に進む前に、この奇妙な車名について触れておかねばなるまい。GWMによれば、この「POER」という綴りは「パワー(POWER)」と発音するのが公式だそうだ。我々英国人がこのスペルを見れば、どうしたって「プアー(Poor / 貧しい、粗末な)」か、よくて「ポーアー」としか読めないのだが。まあ、そういうことにしておこう。いや、無理があるだろ。
とにかく、その“自称パワー”は――オーストラリアでは、もっとマシな「キャノン」という名前で売られている――2.4リッターのターボディーゼルエンジンによって“パワー”を与えられ、181馬力と480Nmのトルクを発生。9速ATとフルタイム4WDに接続される。重要なことに、積載量は1,000kg、牽引能力は3,500kgを確保している。
外観には、サイドステップ、ルーフレール、そしてテールゲートにエンボス加工されたGWMの文字といった、クラシックなピックアップのスタイリングが見られる。一方、室内には「プレミアムなソフトタッチ素材」と12.3インチのタッチスクリーンが備わる。
「複数のインテリジェントな全地形モード」と、ある程度のオフロード走破性のためのリアデフロックも備わり、すべてが5年間/125,000マイルの保証でカバーされる。
こいつが、君のレンジャーに取って代われると思うか?
アルファ ロメオ 33 ストラダーレ/ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ/R35日本取材:トップギア・ジャパン 068
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=海外の反応=
「あの名前を決めた奴は、即刻クビにすべきだ。「キヤノン」なら、完全に受け入れられただろうに。少なくとも、俺の意見では「POER」より、はるかに響きが良い。だって、最初、俺はあれを「プア(poor / 貧しい、粗末な)」って読んだんだぜ。まあ、そういうことだ…」
「その粘り強さには感心するよ。GWMは10年以上前、「スティード」で英国ピックアップ市場に参入しようとした。かなり近くにディーラーがあったのに、路上で一台も見たことがなかった。彼らはここでフォードに挑戦しようとしているとは思えないな。もっと可能性が高いのは、KGM(旧サンヨン)のムッソや、マクサスのT60あたりだろう」