ロータス ロボティクスが自動運転の実証実験成功で、ライドシェアサービスを牽引できるのだろうか。
らく診
&RESORT HOUSE(アンドリゾートハウス)
ここ最近、自動車メーカー各社が相次いでロボタクシー事業への参入を発表しているが、今週はあのロータスが名乗りを上げた。同社の自動運転部門である「ロータス ロボティクス」は、中国の配車サービス大手「CaoCao Mobility(曹操出行)」の自動運転(AD)プラットフォームに技術提供を行っている。
ジーリー(吉利汽車)グループ傘下のCaoCao Mobilityは、中国版Uberと北米、欧州、台湾で展開されているカーシェアリングのZipcarを組み合わせたようなサービスで、中国707都市のうち57都市で事業を展開。ロータス ロボティクスは、CaoCao Mobilityと共同で、完全無人運転と自動運行が可能なカスタム車両を開発した。このシステムは、蘇州と杭州周辺で8,400マイル(13,500km)以上の無人走行試験を成功させている。
ロータス ロボティクスの自動運転インテリジェンスパッケージ、具体的には「ROBO Soul」「ROBO Galaxy」「ROBO Matrix」が、CaoCao MobilityのADプラットフォームの中核を担う。「ROBO Soul」はフルソフトウェアスタックで、その一部は既にエレトレSUVやエメヤ GTに搭載されている。「ROBO Galaxy」はクラウドベースの分析エンジンで、「ROBO Soul」を常に最適な状態に保つ(もちろん、比喩的な意味でも)。
そして「ROBO Matrix」は、AIを活用して車両周辺の物理環境を認識する。地図に依存しない「Navigation on Autopilot(自動運転によるナビゲーション)」機能により、車線変更、Uターン、スマートな障害物回避などを実現する。
ロータスによれば、この技術は今年の冬までにグローバル展開される予定だという。近い将来、あなたの街にもやってくるかもしれない。ただし、この黄色いタクシーは昔のように、口笛を吹いて呼び止めることはできないけれど。
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=海外の反応=
「創業者であるコーリン チャップマンも草葉の陰で嘆いていることだろう。まるで、誰が一番、外国資本傘下の英国自動車メーカーをダメにできるか競争しているかのようだ」