ロータスは、4ドアの「ハイパーGT」であるEVのエメヤ。エントリーグレードのロータス エメヤの価格は英国で、94,950ポンド(1,800万円)。ミッドレンジの「S」は107,450ポンド(2,035万円)、最上級の「R」は129,950ポンド(2,460万円)となった。
ロータスは、4ドアの「ハイパーGT」であるエメヤを2024年後半に発売する際、エントリーモデルがイギリスで、94,950ポンド(1,800万円)からとなることを明らかにした。また、発売当初からエメヤ「S」(107,450ポンド/2,035万円)と「R」(129,950ポンド/2,460万円)の2つのトリムレベルも発表しており、後者はレンジトップのポルシェ タイカン ターボ Sより3万ポンド(570万円)以上安い。これは面白い…。
最高スペックで全輪駆動のRのパワーは、2基の電気モーターから供給され、最高出力905bhp、最大トルク984Nmを発生する。その結果、ロータスは97km/hまで3秒を切ると主張。ポルシェは最近、フェイスリフトされたタイカン ターボ Sが0-100km/hをわずか2.4秒で記録したと発表したが、ポルシェにとってはまたもや心配の種となりそうな統計値でもある。
とにかく、エメヤの力強さは102kWhのリチウムイオンバッテリーと組み合わされ、ロータスによれば、より効率的なセルパッケージングにより、最大航続距離は610kmに達する。しかし、おそらく最も重要な開発は、エメヤの急速充電機能であり、350kWのDC急速充電器で10-80%の充電をわずか18分で行うことができる。一杯の紅茶を飲むのにちょうどいい時間だ。
エメヤは、伝説的なカールトン以来のロータスの4ドアサルーンであるため、インテリアはかなりの重要事項である。嬉しいことに、エメヤは15.1インチの有機ELインフォテインメントスクリーン、拡張現実ヘッドアップディスプレイ、不透明と透明の切り替えが可能なパノラミックガラスルーフのおかげで、この点でも高得点を獲得できるはずだ。また、509リットルのトランクルームは、買い物の際にかなり役立つ。
エメヤの外観は、ロータスの新しいスタイリングアプローチを進化させたもので、SUVのエレトレで初めて採用された。ツインプロングヘッドライトとシングルバーテールライトは、低くスクワットしているかのような、ボディの特筆すべき特徴のひとつであり、エアロに重点を置いたアプローチのおかげで、エメヤの空気抵抗係数はわずか0.21。もしあなたがEVオタクばりにあまり詳しくないという人なら、かなり効率的だと理解してほしい。
ロータスのフェン チンフェンCEOはこう語る:「電気自動車は退屈なものではありません。私たちは、豊かなスポーツカーの伝統と最新の最先端技術を組み合わせることで、電気自動車を運転することの意味を再定義しています。エメヤは、卓越した乗り心地とハンドリング、世界クラスのラグジュアリー性、パフォーマンス、快適性、コネクティビティ、航続距離をシームレスに融合し、ドライバーに真のロータスの比類なきドライビング体験と究極のグランドツアラーパッケージをもたらすのです」
UKの顧客への納車は2024年第3四半期からと予定されており、パフォーマンス電気自動車セグメントにおけるタイカンとの興味深い駆け引きが始まるはずだ。さて、ヘセルはシュトゥットガルトに対抗できるのか?
トップギア カーオブザイヤー/トヨタ ランドクルーザー/フェラーリ プロサングエ:トップギア・ジャパン 059
=海外の反応=
「これがロータスにとって経済的に成功することを願っている。エメヤが好きだからではなく、その利益によってロータスが再びスポーツカーを作れるようになるから」
↑「まあ、EVスポーツカーだわな」
「ロータスの純正車というより、ライセンス製品のように感じる。ノキアのブランドを冠したHMDの携帯電話のようなものだ。彼らは確かにNokiaのロゴがついていたが、Nokiaの価値観はどこにもなかった。まさに今回も同じ」
「中国車に1,800万円?なんてこった」
「トヨタ カムリみたいなんですけど」
「この記事にはベースモデルの価格が書かれているのだから、トップモデルの価格だけでなく、パワーについても言及してほしい」
↑「他のモデルについては、まだ数値が発表されてないから、トップギアのせいではない。でも、ジーリーがその数字を発表するのを止める理由は何だろう?」