アストンマーティンがシルバーストーンのストウ サーキットでテスト中の次期ミッドシップハイパーカー、ヴァルハラの写真を公開

最高出力1,012psのアストンマーティン ヴァルハラのテスト画像が公開される。シルバーストーンで走るV8ハイブリッドハイパーカー、欲しい!

現在は、毎週末、F1に熱狂することはないだろうが、アストンマーティンはF1由来の技術を駆使して我々の金曜日を盛り上げてくれている。

アストンマーティンは、シルバーストーンのストウ サーキットでテスト中の次期ミッドシップハイパーカー(ヴァルハラ)の写真を公開した。カモフラージュが施されたその姿は、実にファンタスティックだ。

なぜ、F1テクノロジーについて冒頭語ったかというと、ヴァルハラは特注のカーボンファイバー製タブを中心に組み立てられており、AMR23 F1マシンにインスパイアされたシートポジションを採用しているらしいから。ベンチュリトンネル、リアウイング、巨大なリアディフューザーが組み合わされ、240km/hで600kgのダウンフォースを生み出す。もっとも、アストンはまだリアエンドを見せてくれないのが残念だけれど。

パワートレインについても言及を忘れてはならないだろう。ヴァルハラにはAMGのフラットプレーンクランク4.0リッター、ツインターボV8が搭載され、最高出力800bhpを超えるが、フロントアクスルに2基の電気モーターを組み合わせて4輪駆動とし、合計1,012psを発揮する。やれやれ。アストンによれば、0-100km/hは2.5秒、最高速度は350km/h。

ヴァルハラのパワーは8速DCTギアボックスで送られ、リアアクスルには電子制御式リミテッドスリップデフ、カーボンセラミックブレーキ、バネ下質量を軽減するインボードスプリングとダンパーを備えたプッシュロッドサスペンションが装備される。本格的なものだ。

もちろん、私たちは2019年のジュネーブモーターショーでヴァルハラ(ちなみに素晴らしい名前だ)を初めて目にしたが、2024年はついに生産が開始される年になりそうだ。そして、アストンから待たされることを責めるつもりはない。おそらく、これまで兄貴分のヴァルキリーをきちんと生産するために、ちょっと忙しかっただけだろうから…。

エコ意識のスピードウイーク/ホンダ シビック タイプR/トヨタ GR86:トップギア・ジャパン 058




=海外の反応=
「なんだろう、なんだか冷めてしまうんだよね。まるで、これが『アストンマーティン』らしさを感じさせないんだ。ただのジェネリックなスーパーカーみたいだよ」
↑「ほぼその通りだね。アストンマーティンが大出力とハイパーカーを作るなら、基準はブガッティとケーニグセグのようなものだろう。洗練された高出力のラグジュアリーGT。ハイパーGTだ」
「スーパー/ハイパー/ギガカーに共感するのは、オープンホイールレーシングカーのようなスタイルではなく、認識しやすい車の形状があるとずっと簡単だよ」
「これをどのように価格設定するか興味がある。スペックはほぼフェラーリSF90と同じなので、おそらく35万ポンド(6,300万円)ぐらいにする必要があるだろう」
「もともと使われる予定だったフレキシウィングを使わないのは残念だね。性能的には本物のウイングのほうがおそらく良いだろうけど、アストンの主要な優先事項であるべきではないと思う。アストンはいつも私にとって、クラシックでスポーティで高級な良いバランスを持っている」

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