高い?妥当?Hyundaiのドリフト系ホットハッチEV、アイオニック 5 Nは英国で1,200万円

Hyundai Ioniq 5 Nの価格は英国で65,000ポンド(1,200万円)。ドリフトモードのついた650psのEVホットハッチは、かなりの出費を強いられる。

「ヤバっ、安くないじゃん!」これは、今朝、新型Hyundai アイオニック 5 Nの価格が65,000ポンド(1,200万円)にもなると聞いたときのトップギア編集スタッフの言葉だ。かなり控えめでしょ?価格の数字ではなく、この反応がね。

MG4 XPowerは3万ポンド(560万円)も安いし、クプラ ボーンもそのくらい。しかし、どちらも650psのパワーはないけどね。

詳細はもうお分かりだろうが、再確認のためにハイライトを挙げると、デュアルモーターセットアップによる非常識なパワーで、0-100km/hのタイムは3.4秒、最高速度は260km/hである。

一方、Hyundaiのエンジニアたちは、EVにありがちなフィードバックの欠如に対抗するため、思考力を駆使した。そのために、剛性を向上させるために多くの補強が施され、「特別にチューニングされた」ラックマウント式パワーステアリングは、ステアリングレシオを増加させ、トルクフィードバックを向上させている。

さらに、まったくフェイクの、しかし実際には非常に説得力のあるギアシフトのシミュレーションや、「Nドリフトオプティマイザー」設定、11段階の完全可変トルク配分などがある。そう、電子制御式リミテッドスリップデフのトルク配分は、文字通り11段階に設定できるのだ。

トップギアでは、すでにプレプロダクトバージョンに試乗したが、その結果は予想通り驚くべきものだった。ピレリPゼロを履いた21インチホイール、アルカンターラ/レザーのバケットシート、12.3インチスクリーン、その他もろもろ。

実際、必要なのはペイント(9色)とパノラミックサンルーフを選ぶか選ばないかだけだ。もちろん、65,000ポンド(1,200万円)を支払ってね。まあ、やっぱ、安くないでしょ?

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=海外の反応=
「これまでのトップギアでも、M3のスタート価格が81,000ポンド(1,500万円)のことを『academic(重要度が低い)』と評し、さらに5,000ポンド(95万円)のオプションを追加することを推奨している。IONIQ 5 Nは130bhpも多く、標準装備として多くの追加装備があり、M3より16,000ポンド(300万円)も安いのに。すべてを考慮すると、今日の新車の基準において非常に良いバリューに見える。」
↑「完全に同意。価格はそれが一番近い競合車両と比較されるべき。最も類似したのはKiaのEV6 GTで、62,645ポンド(1,170万円)からスタートするけれど、IONIQ 5 Nよりも60bhp馬力が低い。そのため、Hyundaiの2,500ポンド(47万円)の追加価格は公平な価格だ」
「この車より220hp少ないMercedes-AMG A45 Sも、オプションを追加する前に同じ金額がかかる。600hp以上の車にしては、これはお買い得。この電動の韓国のハッチバックは、SLR マクラーレンよりもパワーがあるしね」
↑「これは、GLCよりもAに近いサイズで、ホットハッチではなく、ホットな中型SUVであり、たまたまハッチバックのように見えるだけ」
↑「IONIQ 5が写真や道路上で想像されているよりも大きな車であることを忘れがち。なので、もしこれをGLCと比較すると、GLC63 S e Performance 4MATIC+(史上最悪の車名賞受賞車)は合計680hpで、130,820ポンド(2,450万円)だ。IONIQ 5はその半額以下であり、Mercよりも39hpだけ低い。だから、Hyundaiから非常にお得な価格が出てると思う」
↑「EV6 GT/GV60 Sport Plusの価格を見る人は、これがほぼ予想通りの価格であると言える!」
↑「まさに!これは古典的な英国人のバッジ俗物主義だね。M3に85,000ポンドを費やすことは『academic』だが、よりパワフルでより優れた装備を持つヒュンダイは65,000ポンドと言われると『ヤバっ、安くないじゃん!』と叫ばれます。確かに、安くはないけど、650馬力と非常によくできたスペックを持ち、ドイツ車よりも優れたルックスを持っている、実質的に半額の価格だよ!」
「減価償却は加速と同じくらい速く進むでしょう」
↑「いや、むしろ、もっと速いです」
↑「OK、しかし、同じスペック&性能で安く買うのはほぼ不可能…」
↑「確かに、1〜2年経った車を買えば、たくさんのお金を節約することができるね」
「所有者ナンバー1号車がバッテリーをどれだけ注意深く扱ったかにかかっている」
「このサイズのGLA35は、オプションを含めて53,000ポンド(990万円)。A45は63,000ポンド(1,170万円)以上から。RS3はベースモデルで54,000ポンド(1,000万円)。バッテリーのコストを考えると、メガホットハッチの競合車と比べて、これはちょうどいい値段だと思う。MG4は半額かもしれないけど、2つのパワフルなモーターといくつかのフェイクのキャリパーカバーを入れる以外には、ポイントとして考慮できることが半分しかなかった」
「今、65,000ポンド(1,200万円)はEVとしてはまあまあの価格だね」
「人々は明らかに金欠ではないようだね。忘れがちなのは、速いEVを作ることはそれほど難しくないこと。MGがそれを示したように。私にとって不思議なのは、これがMGの約2倍の価格であることだ。だから、私にとっては20,000ポンド(375万円)高すぎる」
「最高仕様のAWD Ioniqは58,000ポンド(1,100万円)なので、これは控えめな7,000ポンド(130万円)の追加。しかも完全装備だし。高価に見える唯一の理由は、フロントのHのバッジだ。BMW iXとの正当な比較を行って、それがどのくらい遅れているか、またはリードしているかを見ていこう。今年のバーゲンかもしれないよ」
「正直、この性能のEVとしてはそんなに悪くない。これより良い価値があることを私は主張したい。明らかに、日産はここまで考えていなかったんだから」

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