0-100km/h3秒未満、航続距離805kmは達成できるのか?
これがそうなんだ。石器時代みたいなティーザー手法でもなく、デジタルレンダリングで作られたビデオでもなく、これがMGサイバースター(Cyberster)の電動スポーツカーの生産形態である。そして、信用に値するのは、この画像が本物のように見えるということ。
というのも、私たちはまだ実物を見るのを待っているからだ。しかし、MGは上海モーターショーで、サイバースターが本当に生産されることを発表した。
数年前に初めて公開されたこのコンセプトは、すでに3次元の存在に委ねられていたはずなのに…誰が2年もかけて、作る気のないクルマを予告するのか?
とにかく、バッテリー駆動のMGは、2024年の夏にイギリスとヨーロッパで発売される予定だ。このタイミングは、サイバースターがコンバーチブルであることを考えると、季節的にも良いタイミングである。幸せな日々だ。
というわけで、詳細については、まだ何もない。重要な性能スペックについては、引き続き待機中だ。つまり、最初の主張を思い出していただくしかない: 0-100km/hは3秒未満、航続距離は805km。
「MGモーターUKのコマーシャルディレクターであるガイ ピグナキス氏は、「これは、我々のパフォーマンスDNAと完全に結びつき、あらゆるレベルでドライバーを魅了するように設計されたMGを発表するのに最適なタイミングです」と述べている。「MGは、電気的でスポーティな未来に向けて準備万端であり、創立100周年を記念して始めるには最適な方法でもあります」
一方、MGロンドン デザインスタジオのアドバンスドデザインディレクターであるカールゴッサムは、次のように伝えた。「私たちの意図は、新世代のスポーツカー・ドライバーに向けた、全く新しいロードスターを作ることで、MGにとって大胆で魅力的な新章を開くことにありました」
サイバースターの焦点は、ブランドの輝かしい過去を尊重し、スポーツの血統を復活させるデザインを作ることであり、同時に、今日のMGのようにモダンで前向きで、電気自動車への急速な移行に完全に同調するものであることを絶対に明確にすることだった。
サイバースターが登場するとあって、価格について何も知らされていないため、何に対抗するつもりなのか知ることは難しいが、これまでの電動スポーツカーの少なさを考えると、ロータス エヴァイヤ(240万ポンド/4億円)よりも、(ある意味スポーティな)MINI エレクトリック コンバーチブル(5.2万ポンド/870万円)に近いことを願おう。
=海外の反応=
「思っていたより半端じゃない」
「見た目はとてもクールだ。あの馬鹿げたドアが生産されないことを祈るけれど、ここには美しいラインがある。中国のショーで、最終的にMGの英国スポーツカーのルーツを受け継ぐ車が左ハンドルで展示されたのは、ただただ悲しいことだけどね」
「ある人は恐ろしく、またある人は期待する。電動のマツダ ロードスターになりそうな予感がするって言って」
「ランボルギーニのドアは、どこかのポン引きが15年前の車につけた悪い改造のように見える。他はいいんだけどね」
「0-100km/hが3秒を切るのなら、高級スポーツカーになるのでは?でも、そもそも誰が高級なMGなんかに金を出すんだ?」