セイコーウオッチが、アジア・パシフィック地域に新販売会社Grand Seiko Asia-Pacific Pte. Ltd.を設立



セイコーウオッチは、アジア・パシフィック地域において高級ウオッチブランド「グランドセイコー」の販売を強化するため、新会社「Grand Seiko Asia-Pacific Pte. Ltd.(グランドセイコー アジア・パシフィック)」をシンガポールに設立し、10月3日より営業を開始する。

グランドセイコーは、2017 年春のセイコーブランドからの独立以降、グローバルなマーケティング活動を強化し、海外市場、特に欧米において目覚しい成長を遂げている。北米市場での拡販に向けて 2018 年に米国に「Grand Seiko Corporation of America(グランドセイコー アメリカ)」を、欧州市場に向けては、2020 年にフランスに「Grand Seiko Europe S.A.S.(グランドセイコー ヨーロッパ)」を設立し、大きな成果をあげている。2022年の春にW&Wに日本の時計ブランドとしてグランドセイコーが初参加したことも、時計市場に与えるインパクトが強かった。

この度設立した「Grand Seiko Asia-Pacific Pte. Ltd.(グランドセイコー アジア・パシフィック)」は、セイコーウオッチと Thong Sia Watch(Far East)Co. Ltd. の合弁会社となる予定で、セイコーウオッチ取締役会長の服部 真二と Thong Sia Watch グループ会長の Joseph Wong 氏が、共同名誉会長に就任する予定だ。

同社はシンガポールを拠点に、アジア・パシフィック地域でのグランドセイコーの販売、マーケティングを担い、小売り、卸売りの両面で、更なる成長を目指す。また、今後シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズに、同国初となる「グランドセイコーブティック」をオープンし、その運営を担う。

世界的にウオッチの高級品市場は堅調であり、今回の新会社設立を機に、アジアを含む全世界においてグランドセイコーの更なるブランド価値向上を図り、メイド・イン・ジャパンの高級腕時計ブランドとしてグローバル戦略を加速していく。グランドセイコーの活躍が楽しみだ。https://www.grand-seiko.com/jp-ja

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