アストンマーティンとザガートのコラボレーションのバックカタログは、最近、充実している。そのためか、DB7 ヴォランテをベースにしたDB AR1の素晴らしさは忘れ去られつつある。
来月、RMサザビーのアメリア島で開催されるオークションに出品される1台がある。そのとき、どのくらいの値がつくと思う?
背景を少し説明しよう。DB AR1(正式名称は「アメリカン ロードスター1」)は、DB7ザガート クーペがアメリカ向けのホモロゲーションを受けていなかったため、考案されたモデルである。そのため、99台のロードスターが米国に輸送され、ザガートのクラシックなダブルバブルルックを再現するために、栄光のビッググリルとシート裏のツインカウルが装備された。
AR1にはルーフがなく、2000年代初頭のインテリアを保護するためのレインカバーが装着されているだけだった。DB7の標準仕様である435bhpの5.9リッターV12エンジンを搭載し、6速マニュアルまたは5速オートのギアボックスが選択できた。
99台中79台目のこのクルマはマニュアルで、落ち着いたブラックのインテリアにカーボントリムがふんだんに施されている。RMサザビーズによると、現在のオーナーは2006年にこの車を購入し、その時点ですでにHREホイール、スリット入りブレーキディスク、ツインプレートAPレーシングクラッチが装着されていたとのこと。走行距離もわずか9,360マイル(15,063km)だ。
見積もりは?165,000ポンド(2,560万円)から20万ポンド(3,100万円)の間だ。どうでしょう、みなさん?
民間医局
=海外の反応=
「これが現実にどう見えるかわかってないんだろうな。また、ザガートには意地悪をしないでください、彼らは彼らの仕事をしなければならないんだから。いい車もあればそうでない車もあるが、どれもザガートらしさが出ている」
「今まで、こんなにひどいアストンの存在を知らなかった」
「忘れ去られるには理由がある - ザガートがベース車よりも悪い印象を与えたから。残念」
↑「DB7 ヴォランテのセクシーな後ろ姿が、この件で台無しになってしまったよね…」
「いや、落札はしない。基本的に車として使い物にならないから。これが僕の率直な感想」
「えーっ。V8を落札する」