ドイツの時計メーカー、ジンから、ミッションタイマーとクラシックモデルの新作が発表

ドイツの時計メーカー、ジンから新作2本を紹介しよう。まず、惜しまれつつ生産終了したEZM13の後継機、EZM13.1から。605,000円で、2月下旬から発売予定だ。このダイバーズクロノグラフは、機能的には最も伝統的なスタイルを持ちながら、技術的に多くの利点を備えたミッションタイマーだ。ダイバーズウォッチにとって重要な要素となる視認性に焦点を当て、EZM13.1にはジンのキャリバーSZ02を搭載している。このムーブメントの最大の特徴は6時位置に大きく配置された60分積算計で、経過時間を素早く直感的に読み取るのに役立つ。文字盤のデザインはアラビア数字を省略することで最適化され、これにより技術的な機能だけでなく、視覚的な機能も強化されている。さらに、Arドライテクノロジー、マグネチック・フィールド・プロテクション、ジン特殊オイル66-228といったジン・テクノロジーにより耐久性を高め、水中でのクロノグラフ操作も可能。認証機関DNVによって防水性能を認証されたEZM13.1は、プロユースにも対応する完璧なダイバーズクロノグラフである。

https://sinn-japan.jp/product/ezm13-1/

続いてクラシックモデルの1739.Ag.B。495,000円で、3月発売予定。ジンが初めてケースに935アルゲンティウムシルバーという素材を採用した、ディテールに技巧を凝らしたデザインのシンプルな二針モデルだ。サンレイ仕上げのブルーダイヤルに、時計としての必要最小限の時・分表示に特化したシンブルな機能性になっている。半分浮いたように手作業で巧みに取り付けられたロジウム仕上げのアプライドインデックスと、ユニークなフォルムの針が調和のとれた外観を作り上げている。935アルゲンティウムシルバー合金は従来のスターリングシルバーよりも銀の純度が高く、シルバー本来の自然で明るい色を楽しむことができる。クラシックなモデルでありながら、10気圧の防水性能と負圧耐性も備えているので、このジャーマンエレガンスを具現化した時計を長く楽しむことができる。

https://sinn-japan.jp/product/1739-ag-b/

1961年にドイツ軍パイロットで飛行教官でもあったヘルムート・ジンが、自らの名前をブランドに冠し、フランクフルトでパイロット用の時計を作り始めたのがジンの始まりだ。航空機器に近い作りの高機能な時計は、プロフェッショナル・パイロットたちに広く使用され、現在でもその信頼性は高い。

ieyasu(イエヤス)

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