3億円のシンガー DLSが75台完売…世界中のお金持ちが嘆く

旧型空冷ポルシェ 911のファンで、莫大な可処分所得をお持ちの方に、悲しいお知らせが…。米国カリフォルニアに拠点を置く、昔のポルシェの修復と改造を行っているシンガー社は、デザイン&ライトウェイト・スタディ(DLS)の車両をすべて売却してしまった。

カリフォルニア州で開催されるモントレー・カー・ウィークで顧客のDLSがデビューするのに先立ち、シンガーは予定されていた75台のレストア車がすべて売約されてしまったという。マジだ。それも、すべて。残りは、一台もなくなった。

シンガー社のボスであるロブ ディッキンソンは、「英国の事業所から初めて顧客仕様のDLS車がここカリフォルニアに戻ってきたことは、我々にとって重要なマイルストーンです」と説明しています。このDLSプロジェクトカーは、「ハリウッド・コミッション」と呼ばれるレストア済みの1969年型911Eとともに展示され、ディッキンソン自身の69年型ポルシェにちなんだものとなっている。

「DLS」とはどんな感じ?TGのオーリー マリアッジによれば、「夢見心地過ぎてヤバい」とのこと。それは、空冷式のポルシェ911(964世代)をレストアし、再構築し、人間の手で作られた最高の道路走行用内燃機関の一つを搭載したものである。

もちろん、これは単に古い911の後部に搭載された素晴らしいエンジンというだけではない。トップギアのインプレッションでは、10/10を取った DLS プロジェクトだ。

この200万ポンド(3億円)の空冷アンオブタニウムは、はるか昔、ディッキンソンが自分の所有する1969年型ポルシェをハリウッド・ヒルズで走らせていたことに端を発していることを考えると興味深い。

「毎日のように運転していると、"売ってるんですか?"と聞かれることがありました。私の答えはいつも "ノー"でしたけど」と彼は言う。「しかし、この経験は、究極の空冷911に対する個人的なビジョンを他のオーナーが追求できるようにするための方法として、シンガーを設立するきっかけとなったのです」

まあ、この話がDLSでなければ、どんな個人的なビジョンであっても良いのだが、すでに言ったように、それはもうないからね。あなたは、シンガーが次に取り組むべきことは何だと思う?

=海外の反応=
「次は簡単だね。A 928でしょ?」
↑「それでいこう!」
「959のレプリカを見てみたい」

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