命を狙われかねないVIP系なら最高レベルの装甲乗用車、メルセデス・ベンツ S680 ガード 4MATICがおすすめ

もしあなたが新しい装甲リムジンを買おうと思ってこれを読んでいるのなら、自分の人生の選択について少し考えてみてはどうだろうか?

あなたの生き方に口を挟むつもりはないけれど、もしあなたが命を狙われかねないVIPだとして、VR10レベルのプロテクション(乗用車としては最高レベルであり、高重量のTNTの爆発、ルーフに置かれた手榴弾の爆発が2つ、アサルトライフルから発射された弾の1つを止めるのに十分なもの)を備えたクルマはどうだろう?さらに、その車両がV12エンジン搭載のメルセデス Sクラスだったら、おそらくもっと穏やかな生き方が待っているだろう。

さて、これはドイツから最近ひっそりと発表された新型メルセデス・ベンツ S680 ガード 4マチックである。こういったクルマの発表では、ファンファーレがないのも理解できるな。

VR10プロテクションに加えて、S680にはパンクしても30km走れるミシュランの特殊タイヤが装着され、窓のガラスは銃撃を防ぐために10cmの厚さになっている。また、消火システムや緊急用フレッシュエアシステムを装備することも可能だ。

「ガード」バージョンはロングホイールベースのSクラスにのみ設定されており、さらに長い「プルマン」には設定されていない。だが、ツインターボの6.0リッターV12が搭載されており、最高出力604bhp、最大トルク830Nmを発揮する。ギアボックスとステアリングは重量増に対応するために再調整され、ガードは約4トンになったという。そう、4トンだ。

価格は54万7,000ユーロ(7,000万円)からで、最高速度は時速190km/hに制限されているという。

他の車輌を探しているというなら、ここから選んでね。

=海外の反応=
「10cmじゃなく、10mmである可能性が高い。10cmのガラスと、それを操作するための超強力なウィンドウレギュレーターを、いったいどこに設置するんだって話」
↑「タイプミスじゃないよ😂僕もショックを受けたんだが、写真を見るとその大きさがわかるので、少し調べてみたところ、70-80mmが一般的なよう。標準的なガラスがすでに5mmなので、10mmにしても負荷はかからない」
「少なくとも、ブラックペイントを除けば、装甲バージョンであることは分からない」

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