ヴェイロン Fbg par エルメス
1920年代にエットーレ ブガッティとエミール エルメスが出会い、エットーレはロワイヤルのためにオーダーメイドのスーツケースを求めたという。それから80年後の2008年のジュネーブモーターショーで、2人の名前が、エルメスエディションとしてふたたび出会った。
Fbgとはエルメス本社の住所「rue du Faubourg Saint-Honoré(フォブール・サン=トノレ通り)」の「フォブール」(Faubourg)から取られている。このモデルは、ボンネットの色がインテリアのコックピットにまで及んだツートンカラーの塗装、ポリッシュドアルミニウムの8本スポークアルミ、エルメスの「H」の文字が入ったホイールロック、エルメスのサドルステッチが入ったインテリアエアベント、Hのモチーフが連なったラジエーターグリル、雄牛のカーフスキンで仕上げられたインテリアなどが特徴だ。さらに、エルメスの財布とレザーケースも付いている。1台155万ユーロ(2億円)のバーゲンプライスだった。