レクサスの新型IS500がIS-Fを彷彿とさせるのだが

希少な存在の中でも最も希少な存在である、自然吸気5.0リッターV8エンジンを搭載した真新しい後輪駆動のBMW 3シリーズサイズのサルーンへようこそ。レクサス IS500 Fスポーツという名前で、北米でのみ販売される予定だ。

レクサスがコンパクトサルーンにV8を搭載したのは、優れていたのに、セールスの伸びが鈍く、2014年に終わってしまったIS-F以来、初めてのこと。だが悲しいことに、この新しいクルマはてんこ盛りの「F」モデルではなく、「Fスポーツ」だ。BMW M340i対M3、またはメルセデス C43対C63のように考えてみよう。

それにしても速い。RC-FやLC500と共通の5.0リッター自然吸気のV8は472hpを発揮し、8速オートマチックを介して後輪に動力を与える。8ATのみの設定だ。0-97km/hは4.5秒。きっといい音がするはずだよね。

外見上この500は、レクサスが英国では販売していない米国市場向けのIS350 (ヨーロッパでは、SUVあるいはハイブリッド&EVにもっとフォーカスしている)とほとんど同じように見える。さらに古いIS-Fに通ずる部分は、斜めに積み重ねられたクワッドエキゾーストかな。また、新しいボンネット、エンケイ製の10本スポーク19インチアロイ、リップスポイラー、ブラックアウトしたクロームトリムなどが採用されている。

メカニカルな変更点としては、冷却性能を向上させた大型ブレーキ、トルセンLSD、ヤマハの「リア・パフォーマンス・ダンパー」との連携によるアダプティブ・ダンピングなどが挙げられる。

三角形のカットが気に入ってるんだが。ネットの皆さん、感想は?

=海外の反応=
「スタッフが一生懸命作ったものではないし、本当に作りたいと思ったものでもない。今あるものを使って何ができるかということなんだ。レクサスのリミックスですね。ほぁ~あ(あくび)」
「インポートする方法はサポートされているのかね?」
「このクルマがここで全然注目されていないのは素敵だね。醜いCクラスがすべての話題をさらっていったので、特に」

「Cクラスが哀愁漂うタラコにしか見えないのでみんな見に行っちゃってるんだよ。現代のメルセデスのショールームは、まるでヴィクトリア朝の見世物小屋のよう」

「お願い、お願い、お願いだからUKに持ってきてほすぃ…」
「あんなに気持ちのいいクルマだったIS-Fが懐かしい。これは速いし、アダプティブ・ダンピングもついている。でも、これを買う人はどれくらいいるんだろうね。昔のIS-Fのオーナーさんも、もう移ってしまった人が多いような気がするんだよ。
例を挙げれば、私は排出ガスを以前より気にし始めたので、もう内燃機関車は買わないだろう。もっとパフォーマンスが必要な人なら、0-100km/hが4.5秒のクルマは買わないよ。残った人は、おそらく起亜のスティンガーを買うだろう」
「LFAは別として、スポーティな車でレクサスのぺらぺらした感じのファンじゃないんだが、NA V8なら何でも賞賛されるし、購入はマストなんだ」
「レクサスは最終的には、その奇妙なフロントグリルを合わせるために正しいプロポーションを見つけることができた。少し大きめのホイールと塗装色を変えれば、さらに良く見えるかもしれないね。見た目は非常に良い、正直なところ、BMWやメルセデスが今作っているものよりも魅力的なクルマだよ」

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