シュワちゃんも興奮!ハマーがフルEVになって1,000馬力でBACKしてきた

カリフォルニアのどこかで、アーノルド シュワルツェネッガーが興奮して爆発しそうになってるに違いない。だってハマーが「I'll be back」じゃないけど、BACKして来るんだから。そして、その新しいトラックは、かなりの内容なのだ。

GMの巧妙な新しい「アルティウム」バッテリーと3つのeモーターにより、推定1,000hp、15,594Nmのトルク、約560kmの航続距離を実現している。0-97km/hは「約3秒」かかるが、350kWのDC充電を使えば、わずか10分で160km分の充電ができると言われている。

「究極のオフロードEVスーパートラック」と称して、35インチタイヤ (37インチにも対応)、ボディを6インチ持ち上げられる「エクストラクトモード」と呼ばれるアダプティブエアサスペンション、バッテリーを傷めないようにするための厚手のスチールメッキなどを装備している。
それから、このトラックの周り(とその下)の地面を、最大18の異なるビューで見ることができる。GMでは、457mmの深さと、600mmの水をかき分け、文字通り「クラブウォーク=カニ歩き」機能を使って、トリッキーな障害物をサイドステップすることができると主張している。
室内には13.4インチのセンタースクリーンと12.3インチのドライバー用ディスプレイがある。取り外し可能なルーフパネルは、テスラスタイルで「フランク」に収納可能だ。

デザイン的には、明らかに古いH1とH2からインスピレーションを受けている。少し歴史を振り返ってみると、AM ゼネラルの初代ハンヴィーは米軍向けに開発されたもので、80年代半ばから使用されている。1992年に民間仕様の販売を開始し、1999年にGMがブランドの権利を買い取り、その数年後にH2を発売した。ただし、これはゴミ。その数年後にはH3が発売されたが、これはさらにゴミだった。2010年にGMが倒産してブランドが消滅して以来、ハマーは生産されていない。

GMはすでにハマーEVの予約を受け付けている。初期型車はファーストエディション仕様で、すべての主要技術を搭載し、価格は 112,595ドル(1,180万円)。生産開始は来年後半だ。順次、より安価なモデルを投入し、2024年春に 8万ドル(835万円)の 2モーター車、ハマー EV2 で最高潮に達するとしている。英国に来る可能性は?難しいかな。
テスラ、フォード、リビアンなどがこぞって電気自動車のピックアップを準備中で、競争は熾烈を極めている。あなたが最も興奮しているのはどのメーカー?

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