フォルクスワーゲン初のオール電動化SUVへようこそ。これはID.4という名前だが、その形状が妙に見慣れているように見える場合は、VWは最近発表されたシュコダ Enyaq iVと多くを共有しているからだ。
シュコダと ID.3 と同様に、ID.4 は電気自動車のための VW グループの MEB プラットフォームを使っている。5シートで、全長4,584mm、全幅1,852mm、全高1,612mmというサイズだが、実際にはシュコダ Enyaqよりも少し小さい。VW の用語では、ティグアンよりも長く (7人乗りの Allspace よりも短い)、同じくらいの幅で、少し低い。トランクはシートを上げた状態では 543リットル、折り畳んだ状態では 1,575リットルで、ティグアンはそれぞれ 615リットルと1,655リットルだ。
初期のID.4は、すべて同じ技術仕様で構築される - 204psを発揮する、単一のeモーターが後輪を駆動し、床下に取り付けられた77kWhのバッテリー(重量がほぼ0.5トン)から電力を引き出してくる。
航続距離は最大520km、0-100km/hは8.5秒、最高速度は160km/hと謳われている。最大充電量は125kWで、30分で320kmの走行が可能。我々は、「さらにパワーと全輪駆動を備えた最上位モデル」が後に登場すると言われている。
インテリアはID.3と酷似している。ボタンが少なく(ステアリング・ホイールの「ボタン」でさえ、タッチ式)、眼の前には大きなタッチスクリーン、ステアリング・コラムに搭載されたBMW i3と同じスタイルのギアセレクター。実際にはどのように機能するのだろうか?
ID.4は今年後半に発売され、ID.3と同様に英国での最初のクルマはすべて「1st Edition」仕様となる。英国での価格はまだ発表されていないが、ドイツでは50,000ユーロ(615万円)にちょっと届かないくらいの金額を払わなければならないだろう。
ID.4の外観はSkodaよりも良い感じ?それとも、テスラ モデル Yを待つ方がいいだろうか?