自動車業界はかつてない激動の時代にある。V12エンジンの消滅を嘆く一方、毎週のように地殻変動レベルの技術的飛躍が起きているのも事実だ。そこで我々は、自動車技術の最前線を深掘りする新YouTubeチャンネル「Top Gear Tech」を始動した。ホストにはEV専門番組で名を馳せたジャック スカーレットを起用。テスラ セミの世界独占取材から空気で作る合成燃料まで、未来のクルマの全貌をシニカルに解き明かす。

真新しいTop GearのYouTubeチャンネルへようこそ! この9月に開設された「Top Gear Tech」は、助手席用のオプションインフォテインメント画面に、燃えるような情熱と証明すべきテーマを持って登場する。
( 本チャンネルのホストを務めるのは、EV専門チャンネル『Electroheads』や『Fully Charged』などで名物プレゼンターとして名を馳せた気鋭のモータージャーナリスト、ジャック スカーレットだ。)
証明すべきテーマとはすなわち、自然吸気V12エンジンの消滅が迫っていることに対するラッダイト的な(新しい技術を頭ごなしに拒絶する)不満(確かにその多くは我々からのものだが)や、現代の車が発する発狂しそうな警告音への怒り(これまた我々だが)があるにもかかわらず、実際のところ、自動車の世界はかつてないほど魅力的になっているということだ。
並外れた逆境に直面し、自動車メーカーは並外れた行動に出ている。かつて1世紀にわたり、最も抵抗の少ない無難な道を模索してきた企業たちが、今や延長戦の残り数秒でトム ブレイディ(NFLの伝説的クォーターバック)のようにヘイルメアリー パス(一か八かのロングパス)を放ち、EV化の義務づけや中国メーカーの台頭という存亡の危機に対応しようと、狂ったように奔走しているのだ。
結果は様々だ。抗いがたい魅力を持つルノー 5がある一方で、溶けたマーズバー(ヌガーとキャラメルのチョコバー。のっぺりしたデザインを揶揄している)のようなメルセデス EQSも存在する。しかし、新旧のメーカーが技術革新を進めるスピードは、これまで我々が見てきたどんなものとも異なっている。かつて数年に一度しか目撃できなかったような地殻変動レベルの技術的飛躍が、今では毎週のように起きているように感じられる。そして我々には、そのすべてを語る場所が必要なのだ。
だからこその、新チャンネルである。当然ながら新型車の情報はたっぷりお届けするが、特に、EVであろうとなかろうと、現代の技術的限界を押し広げている車に焦点を当てる。
記念すべき第1回目は、ささやかに(皮肉)、あの巨大で、あまりに待ち焦がれすぎて我々もすっかり忘れかけていた「テスラ セミ(テスラ初のEVトレーラー)」の世界独占取材からスタートする。華々しいお披露目から8年が経ち、テスラ セミは長距離輸送がバッテリー技術の能力を超えているという、多くの人が抱く思い込みを覆す準備を整え、やる気に満ち溢れている。
これに続くのが、新型ベントレー トーカルだ。ベントレー初のEVであり、発光するデカ鼻(フロントグリル)を持っているにもかかわらず、そのパワートレインについてはできるだけ騒ぎ立てず、単に「非常に素晴らしいベントレー」であろうと必死になっているEVである。我々はこれを「アンチ ルーチェ アプローチ( フェラーリ ルーチェのような派手な見せ方とは対極の手法)」と呼んでいる。これは最近流行りの手法(新型フォルクスワーゲン ID.ポロやメルセデス Cクラスを見れば分かる)であり、我々とEVとの進化する関係性について興味深い事実を明らかにしてくれる。
さらに、我々は頻繁に四輪車の枠を超えて、注目に値する自動車関連のテクノロジーストーリーにもスポットライトを当てる。第3回目では、合成燃料(e-fuel)のミステリアスな世界にあなたを連れ出し、文字通り「何もない空気からガソリンを取り出している」という、輝かしい経歴を持つ元F1エンジニアを紹介する。この罪悪感ゼロで、恐竜(化石燃料)を使わない特別な醸造液が、特効薬になるのだろうか? 持続可能な未来への万能の解決策になるのだろうか? あんな厄介なEVなんてクビにして、ゴロゴロと鳴るV8エンジンを取り戻せるのか? どうやら、話はそう単純ではないようだ。
他にも、盗難防止用フォースフィールドを備えたSFのような電動自転車、ウルヴァリンの爪( X-MENのキャラクターのように出し入れ可能なスパイク)を格納した宇宙時代のスタッドレスタイヤ、スーパーカー丸ごと1台を吐き出す3Dプリンター、そしてこれらすべてを可能にする未来の工場の舞台裏などを探索していく。
楽しそうだろう? 見逃さないよう、チャンネル登録と通知のオンを忘れないでほしい。未来で会おう。
*YouTube自動日本語字幕設定*
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=海外の反応=
「ジャックは素晴らしいプレゼンターだ。俺は『Fully Charged』や『Everything Electric』で彼を熱心に見てたし、ライブイベントで楽しく会話したこともある。BBCは最高の選択をしたな。これは彼が努力で勝ち取ったステップアップだけど、本当はテレビに出るべき人材だ!」



