【世界初公開】トヨタ究極の「GRMNカローラ」登場!2シーター化で30kg軽量化、2027年日本発売へ

トヨタはニュルブルクリンクで鍛え上げた究極の「GRMNカローラ」を世界初公開した。水素エンジン車でのレース参戦から得た空力パーツや専用サスペンションを装備し、2シーター化により30kgの軽量化とトルク415Nmへの向上を達成。日本国内では2026年秋頃からアプリでの商談申し込みが始まり、2027年内に限定発売予定。欧州のファンからも羨望の眼差しが注がれている。


まったく、日本人やアメリカ人、そしてオーストラリア人はなんて幸運なのだろう。彼らは来年のどこかでデリバリーが開始される、この「GRMNカローラ」を購入できる幸せな人々なのである。

ところで、GRMNカローラとは一体何者なのか? トヨタはこれを「究極のGRカローラ」と表現している。そして、あの長いバッジ(GRMN)は「Gazoo Racing tuned by the Meister of Nürburgring(ガズーレーシング・チューンド・バイ・ザ・マイスター・オブ・ニュルブルクリンク※1)」を意味している。つまり、標準のホットハッチ(GRカローラ)でさえ十分に特別な存在であったが、このモデルは“グリーン・ヘル(緑の地獄※2)”でさらに牙を研がれ、より優れたマシンへと進化を遂げたということだ。

外観に目を向けると、新しい空力スペックのボディパネルが採用されており、ボンネット、フロントフェンダー、サイドスカート、そして調整式のリヤウイングにいたるまですべてがカーボンファイバー製となっている。これらのパーツの大部分は、日本のスーパー耐久シリーズ(※3)に参戦している水素エンジン搭載のGRカローラから開発されたものであり、それをニュルブルクリンクで「ファインチューニング(微調整)」したものである。

また、GRMNには「コーナリング時の内輪の接地性を高め、高速旋回性能を引き上げるため」に、フロントとリヤに専用のモノチューブ(単筒式)ショックアブソーバーが奢られている。なんともマニアックな仕様だ。さらに、ベースとなるGRカローラよりも10mm幅広なミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ2タイヤが装着され、4輪駆動制御システムと電動パワーステアリング(EPS)の両方にサーキットパフォーマンス重視のチューニングが施されている。

6速マニュアルトランスミッションはクロスレシオ化(各ギヤの比率を近づけて加速性能を高める設定)され、小さな3気筒ターボエンジンは415 Nm(マイナーチェンジ後のGRカローラの400 Nmから向上)のトルクを発生する。また、どんなクルマであっても一瞬で魅力を15倍に跳ね上げる「インタークーラースプレーシステム」が新採用され、軽量化のためにリヤシートはゴミ箱行きとなった。そう、2022年に登場した「GRMNヤリス」と同じく、このマシンも2シーター(2人乗り)のホットハッチなのだ。フロントシートもGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製の新型フルバケットシートに変更され、インテリアにもさらに多くのカーボンが使用されている(おそらく、特別仕様のプラークやモリゾウ※4のサインによる重量増を相殺するためだろう)。結果として、標準車よりも30kgの軽量化を達成している。

この幸運な日本、北米、オーストラリアの人々がいくら支払うことになるのか、価格についての言及はまだないが、GRMNカローラが限定台数のみの販売になることだけは判明している。

※注釈・補足説明

※1 マイスター・オブ・ニュルブルクリンク(Meister of Nürburgring):トヨタの伝説的なチーフテストドライバーであり、豊田章男氏の運転の師匠でもあった故・成瀬弘氏に由来する聖地ニュルブルクリンクの巨匠の称号。
※2 グリーン・ヘル(Green Hell):ドイツにある世界一過酷なサーキット、ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェ(北コース)の愛称。周囲を深い森に囲まれていることからジャッキー スチュワートが名付けた。
※3 スーパー耐久シリーズ:日本国内で開催されている、市販車ベースのマシンによる人気の耐久レース。トヨタはここに開発中の水素エンジン車などを投入し、過酷な環境で技術を磨いている。
※4 モリゾウ(Morizo):トヨタ自動車の会長である豊田章男氏が、レーシングドライバーとしてステアリングを握る際に使用するドライバー名。

【日本国内リリース情報】

日本のトヨタ自動車からも正式発表があり、日本国内においては2026年秋頃からスマートフォン向けアプリ「GR app」を通じて商談の申し込み受付を開始し、2027年内に発売される予定であることが明らかになった。販売は台数限定となる。

また、2シーターのGRMNカローラだけでなく、新開発のスポーツATである「GR-DAT」を搭載した5シーターモデル「GRカローラ MORIZO RR(コンセプト)」も現在開発中であることがアナウンスされている。

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新車にリースで乗る 【KINTO】
=海外の反応=
「間違いなく素晴らしい車なんだろうけど、自分の中ではGRヤリスの勝ちかな。あっちの方がずっと楽しそうだし、そこまで必死に頑張ってる感(Tryhard)がなくて好感が持てる」
「16年間髪を切ってもらっている美容師に『ヤリスに乗ってる』って言ったら、俺がクルマ好き(ペトロールヘッド)なのを彼女も知ってるから全然信じてくれなかったよ。写真を見せるまではね。もしこのカローラがイギリスで買えたとしても、次期愛車として選ぶことはないかな」
↑「同感。ヤリスはホモロゲーションモデル(レース参戦のための型式認定車)っていう特別な生い立ちがあるのも、いつまでも色褪せないカッコよさの理由だよな」
「ジェームズ メイがこれの開封(Unboxing)動画を上げるのを全裸待機してる。GRMNヤリスの時みたいに、またあの伝統の開封動画をやってほしいよな(笑)」
「仕向け地は日本、アメリカ、オーストラリア、それにカナダも入るらしいぞ!」
「わざわざヨーロッパ(ニュルブルクリンク)の過酷な環境で専用開発されたのに、当の欧州で市販されないなんて本当に正気の沙汰じゃないよな」

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