レンジローバー 限定5モデル一挙公開——スポーツ20周年記念「TWENTY」からロンドン地名シリーズまで価格・装備を完全解説

ランドローバーが5台の限定版レンジローバーを一挙に発表した。目玉はレンジローバー スポーツ誕生20周年を祝う「TWENTY エディション」で、P550eプラグインハイブリッドをベースに2454万7480円からの設定。初代レンジ ストーマー コンセプトを彷彿させるサングイネロ オレンジの特別色、23インチホイール、スポーツSV譲りのシートなど豪華装備を誇る。さらに英国のロンドン各地区を冠した4モデル——ホクストン(イヴォーク)、ベルグレービア(ヴェラール)、バタシー(スポーツ)、ウェストミンスター(レンジローバー)——も同時発表された。いずれも専用ホイールや限定バッジを核に差別化を図るが、その「実質は大差なし」という声もユーザーから上がっている。

最近、ランドローバーのカラー&トリム部門はよほど忙しかったに違いない。なんと5台もの限定版レンジローバーを一気に発表したのだから。やれやれ。

まず筆頭は「TWENTY エディション」だ(大文字はランドローバーの表記であって、こちらの趣味ではない)。「限定生産」とのことだが、20台しか作らないわけではなく、レンジローバー スポーツ誕生20周年を祝うための命名だ。

P550e〔※プラグインハイブリッド(PHEV)仕様。外部充電が可能で、EV走行と内燃エンジン走行を組み合わせる〕をベースとするこの威勢のいい TWENTYは、英国では8月より注文受付が始まり、価格は115,790ポンド(2,500万円)から。ブラックとホワイトも選べるが、本当に欲しいのは「ウルトラメタリック」仕上げの「サングイネロ オレンジ〔※サングイネロはイタリア語で「血のオレンジ」。ブラッドオレンジの一種からきた色名〕」だろう。これは初代レンジ ストーマー コンセプト〔※2004年のデトロイトモーターショーで発表されたランドローバーのコンセプトカー。初代レンジローバー スポーツの原型となった〕と、初代スポーツの「ヴェスヴィウス オレンジ〔※ヴェスヴィウスはイタリアのヴェスヴィオ火山。その名の通り灼熱の赤橙色〕」へのオマージュだ。

この限定スポーツには、ブラック エクステリア パックと23インチのグロスブラックまたはスパークリングシルバーのホイール、イルミネーション付きの「TWENTY」スカッフプレート〔※ドアの敷居部分に取り付ける装飾兼保護プレート〕、上位モデルのスポーツSVから移植されたシート、鍛造カーボントリム、そして随所に散りばめた限定バッジも標準装備される。

残り4台の限定版はいずれもロンドンの地名を冠する。エントリーモデルのイヴォーク〔※ランドローバーのコンパクトSUV。全ラインナップの中で最もコンパクトかつ廉価な位置づけ〕は「ホクストン エディション」として47,000ポンド(1,015万円)で用意される。20インチのサテンゴールドホイール、レザーシート、ホクストン エディション専用パドルライト〔※ドアを開けると地面に車名やロゴを投影するロービームランプ〕が奢られる。

60,000ポンド(1,295万円)の「ヴェラール ベルグレービア エディション〔※ベルグレービアはロンドン有数の高級住宅街〕」も同様の装備を誇る。88,000ポンド(1,900万円)の「レンジローバー スポーツ バタシー エディション〔※バタシーはテムズ川南岸の再開発が進む注目エリア。有名なバタシー発電所がある〕」は22インチ鍛造ホイールと豊富なバッジが加わる。そして頂点に君臨する「レンジローバー ウェストミンスター エディション〔※ウェストミンスターは英国議会やバッキンガム宮殿が位置するロンドンの中心地区〕」も発表されているが、詳細は今月末まで明かされない。

次は「レンジローバー スポーツSV チェルシー エディション〔※チェルシーはロンドン有数の高級住宅街。「チェルシートラクター」はロンドンっ子が使う大型SUVの皮肉な愛称〕」でも来るのだろうか?

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=海外の反応=
「ボンネットにストライプを2本塗って『GTX』と呼ぶ、2020年代版みたいなもんだな?」
「JLRは『スペシャルエディション』の定義を相当拡大解釈してるな。要するにバッジを貼り増ししただけの普通のレンジローバーじゃないか。これは徹底的にシニカルで手抜きな仕事だよ」
↑「でもこれが実際にクルマの売り方として機能してるらしいよ。典型的なレンジローバー顧客、特に英国のそれについて多くを語っているよな。まあ、そういうことだ」
「スペシャルエディションの名前、ロードサービス会社にするべきだったんじゃないか。20年間壊れたJLR車を引っ張り回してくれた感謝を込めて。AA〔※英国最大手のロードサービス組合〕エディション、RAC〔※英国の大手ロードサービス〕エディション、グリーンフラッグ エディション、ブリタニア エディション、とかさ」
「相変わらず退屈なレンジローバー」

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