【価格2,340万円】最強の四駆ディフェンダー「OCTA BLACK」のど迫力!新アンバサダー岡田准一が明かす「本物のSUV」の魅力

英国の泥濘で生まれた名車が、なぜ東京の洗練された街で大流行しているのか。最新の「ディフェンダー」2026年モデルの発表と、新アンバサダーに就任したディフェンダーオーナーでもある岡田准一氏の言葉から、日本人が熱狂する「本物」の魅力を紐解く。


英国人が世界に誇るべきものはいくつかある。生ぬるいエールビール、シェイクスピア、終わりのない天気への不満、そして泥まみれのランドローバーだ。1948年に初代「シリーズI」が誕生して以来、英国の農夫から軍隊、さらには王室の足としてまで活躍してきたこの無骨な四輪駆動車は、長い年月を経て「DEFENDER(ディフェンダー)」へと姿を変えた。そして今、地球の裏側にあるここ日本で、控えめに言っても「とんでもない」大成功を収めているのだ。

読者諸兄は、最近の東京の街角で、やたらと四角くて立派なSUVを見かける機会が増えたとは思わないだろうか。コンクリートジャングルを我が物顔で闊歩するその姿は、かつて羊の群れを追いかけていた田舎の若者が、サヴィル ロウのビスポークスーツを着こなしてシティの金融街を歩いているような趣がある。

実際のところ、ディフェンダーは日本で売れに売れている。ジャガー・ランドローバー・ジャパンの新海氏は「日本は2025年にディフェンダーの販売台数が世界販売ランキングで5位につけられた」と、プレゼンテーションで発表されたことに関して、こうコメントを寄せてくれた。「2,000万円超えのモデルもあるディフェンダーが愛されているのは、日本では本物志向のお客様がいらっしゃるということではないでしょうか。さらなる需要に答えていけるよう、ディフェンダーの魅力を伝えていきたいですね」

まったくもってその通りだ。我々日本人は、英国の高度なエンジニアリングと「本物」の香りにめっぽう弱いのである。

2026年4月、東京・竹芝の会場には、そんな日本のディフェンダー熱をさらに煽るべく、最新の2026年モデルが並べられていた。現行モデルが2019年に日本へ導入されて以来、初となるマイナーチェンジモデルのお披露目である。

ジャガー・ランドローバー・ジャパンの代表取締役社長、マグナス ハンソン氏は、ステージに登壇すると紳士的な笑みを浮かべ、マイクを握った。

「日本はディフェンダーを愛してくれています。私たちは、その愛をお返しするために、できる限りのことをしています」

彼の言葉は単なる社交辞令ではない。数字がその凄まじさを物語っている。2026年3月期における日本市場での小売販売実績は、前年比で26%も向上したのだという。1950年4月にランドローバー・シリーズIが初めて日本に輸入されてから75年以上。特に2019年のラグビーワールドカップでの新型導入以降、日本におけるディフェンダーの人気はまさにブレイクスルーを果たした。

ハンソン氏は、ディフェンダーが「不可能を可能にする(Embracing the
Impossible)」という確固たる哲学の下、4つの柱でブランドを構築していると語る。

第一に「エピック・アドベンチャー(冒険)」。世界で最も過酷なオフロードレースといわれるダカール・ラリー2026において、市販車ベースの「ストック」クラスに3台体制でワークス初参戦し、見事1位、2位、4位を獲得するという偉業を成し遂げた。
第二に「ヒューマニタリアン(人道支援)」。日本独自の取り組みとして「DEFENDER
AWARDS」を立ち上げ、自然保護や人道支援を行う団体に特別な車両を贈呈している。
第三に「ラグビー」。ユース世代や草の根レベルのスポーツ支援を継続し、タフな精神を育んでいる。
そして第四が「ミュージック」だ。フジロックフェスティバルへの協賛や、なんとあの伝説的バンド「オアシス」の再結成ワールドツアーのサポートまで行っているという。ギャラガー兄弟がディフェンダーの横で不機嫌そうに立つ姿を想像するだけで、ブリットポップ世代の我々としては胸が熱くなるではないか。

さて、肝心のクルマのメカニズムに目を向けよう。2026年モデルは、見た目のタフさと洗練度をさらに引き上げている。ヘッドランプのデザインとジオメトリーが刷新され、点灯時にシグネチャーグラフィックを強調したより鮮明な視野を確保。新しいテクスチャパターンのボンネットインサートとサイドベントを採用し、テールランプは凹凸をなくしたフラッシュサーフェス化が施された。インテリアでは、13.1インチの巨大なタッチスクリーンが鎮座し、道なき道を行く際にも、視認性と操作性を格段に向上させている。

さらに、悪路走破性を極めるための電子制御も抜かりはない。2026年モデルでは「アダプティブオフロードクルーズコントロール」がDEFENDERとして初めて採用された(「X」や「V8」などに標準仕様)。路面状況に応じて車速を微調整し、操縦性を最大限に高めるこのシステムは、ドライバーが岩場を乗り越えながらも優雅にアフタヌーンティーを楽しむ余裕を与えてくれる代物だ。悪路を突き進む際にも、ジェントルマンとしての品格を損なわないための英国らしい気配りと言えるだろう。

ラインナップの目玉の一つは、なんといってもプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの初導入だ。2.0リッター直列4気筒INGENIUMターボチャージドガソリンエンジンに105kWの電動モーターを組み合わせた「DEFENDER 110
X-DYNAMIC SE
P300e」は9,700,000円。早朝の閑静な住宅街をEVモードで英国紳士のごとく忍び足で抜け出し、郊外の荒野でエンジンを唸らせるという、極めて現代的かつインテリジェントな使い方が可能になる。

さらに、プロフェッショナルな変態(我々トップギアにとっては最大級の褒め言葉だ)向けには、商用モデル「DEFENDER HARD
TOP」が日本に初めて導入された。110ボディのみの展開となるこの「DEFENDER 110 HARD
TOP X-DYNAMIC SE
D350」(10,280,000円)は、後部座席などという軟弱な装備を取っ払い、ひたすら荷物を積んで未開の地を開拓するためのストイックな仕様である。ビジネスユースに適していると謳われているが、これを休日の趣味車として乗り回すことこそ、真の贅沢というものだろう。

しかし、この日の主役としてステージに君臨していたのは、そんなエコや実用性とは対極にある、血の気の多い怪物だった。タフラグジュアリーの頂点に君臨する新グレード、「DEFENDER 110
OCTA BLACK P635」である。お値段は目玉が飛び出る23,400,000円だ。

4.4リッターV型8気筒ツインターボガソリンエンジン(MHEV)を搭載し、最高出力は狂気の635PS(467kW)、最大トルクは750Nmを叩き出す。ナルヴィックブラックのボディに、フロントアンダーシールドやエキゾーストマフラーカバー、20インチのアロイホイールなど30以上ものパーツをグロスブラックまたはサテンブラックで仕上げている。インテリアに目を向ければ、エボニーセミアニリンレザーとKvadrat™(クヴァドラ)ファブリックを組み合わせたシートが奢られている。独自のパーフォレーションパターンが施されたシートに腰を下ろせば、そこが泥濘の中であろうと、ロンドンの高級クラブのソファに座っているかのような錯覚に陥るはずだ。この漆黒の塊は、まるでダース・ベイダー専用のオフローダーである。

この究極の「タフでラグジュアリー」な怪物を前に、新アンバサダーが紹介された。俳優であり、プロデューサー、そして武術やアクションプランナーとしても活躍する岡田准一氏だ。ハンソン氏曰く、「常に高みを目指し、新しい分野に挑戦し続けており、ディフェンダーの哲学を完璧に体現している力強く完璧なパートナー」である。

芸能人がクルマのアンバサダーに就任すると聞いて、鼻白む読者もいるかもしれない。「どうせ普段は後部座席でふんぞり返っているのだろう」と。しかし、岡田氏は違う。彼は昨年から自身でディフェンダー 130を購入し、日々自らステアリングを握っている生粋の「本物のオーナー」なのだ。

彼はステージ上で、自身の歩んできたキャリアと、ディフェンダーが掲げる「不可能を可能にする」哲学を重ね合わせながら、熱っぽく語り始めた。彼は単なる宣伝担当ではなく、本質を理解する求道者の顔をしていた。

もしあなたが、単なる移動手段ではなく「不可能を可能にする」ための真の相棒を探しているなら、今すぐ最寄りのジャガー・ランドローバー正規販売リテイラーへ向かうことをお勧めする。ただし、財布の中身が彼らのタフな要求に応えられるか、事前に確認してからにしていただきたい。

DEFENDER BRAND EXPERIENCE AT TAKANAWA GATEWAY
CITY」は、2026年4月24日(金)から26日(日)の3日間、JR高輪ゲートウェイ駅直結のTAKANAWA
GATEWAY CITY Gateway
Parkで開催される。入場料は無料だ。日本中から選りすぐりの本物志向のジェントルマンたちが集まる前に、英国の怪物たちの圧倒的な存在感を、あなた自身の目で確かめてほしい。

【新アンバサダー 岡田准一氏トークセッション】

プレゼンテーションの後に行われたトークセッションでは、岡田氏の車への深い愛と哲学がより鮮明に浮かび上がった。我々メディアからの質問に対する彼の回答を、ここにお届けしよう。

Q:ディフェンダーのブランド・アンバサダーに就任された今のお気持ちはいかがですか?

岡田氏:まず光栄に思ったことと、運命的なものを感じました。実は昨年から、このディフェンダーに乗らせていただいております。この「タフでラグジュアリー」というものを両立している車っていうのが、僕の今目指すところであるなと感じて、この車を昨年から乗るというのを決めて持っていました。

Q:ご自身の活動と、ディフェンダーのブランドスピリットである「不可能を可能にする」という点に、共通する部分はありますか?

岡田氏:まず、最初からできないと思わないということ、決めつけをしないということは念頭に思ってきております。アイドルから俳優になったり、アクションを作ったりプロデューサー等々と、いろんな幅を変えながら、「どこ目指してんの?」と言われる時でも止まらず進み続ける興味を持ちたいんです。「変わることを恐れない。でも本質は変わらない」という自信を持つ。この2つを両立させて、不可能を可能にするっていう挑戦をし続けたいと思っています。歴史ある車で、その挑戦をしていたり、継承していくというところもすごく、どう進化していくかっていうことにこだわられている。そういう人でありたいなと思う理想を込めて車に乗らせていただいている。僕にとっては、その理想がこもっている車だなと思います。

Q:新ブランドムービーの撮影で、実際にハイパフォーマンスモデルの「OCTA」を運転されてみて、いかがでしたか?

岡田氏:ステアリングを通して伝わってくる力が、「あ、これ本物だな」「本物がこの中にあるんだな」ということが実感できました。タフなのにしなやかさっていうことが、ディフェンダーの唯一無二な存在であると実感しましたね。今、「本物」を見極めるっていうのがすごい大事な時代のような気もしていて。そういう意味では、この力強さの中にある本物みたいなこの美しさを、ぜひ皆さまにも確かめていただけると嬉しいなと思います。

Q:日常生活の中で、ディフェンダーは岡田さんにとってどのような存在ですか?

岡田氏:めちゃくちゃ運転しやすいんですよ。仕事現場へ自ら運転して行く際や、趣味の旅、未開の地への取材など、あらゆるシーンで「どういう風に生きていく中でのパートナーになれるか」と考えています。この車と共に新たなことを知るとか、行ったことない場所に仕事に行ってチャレンジをする。そういうパートナーとして気持ちを共有してくれるのがすごく嬉しいです。自分も挑戦をし続けていった先に、この車と一緒に何か見せてくれる景色があるんじゃないかなと思っています。誰かの挑戦を後押しできたりという存在になれたら最高ですね。僕も後押しできるディフェンダーみたいな存在になりたいです。そして……いつかダカール・ラリーのような過酷な場所にも、この車と一緒に行ってみたいですね。
写真:上野和秀

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