【JMS 2025】レクサス:6輪の次は「1人乗り3輪」!? 究極の豪華ポッド「マイクロLSコンセプト」で完全にイカれた

レクサスの暴走が止まらない。6輪のLSコンセプトで世界を驚かせたかと思えば、今度は究極の一人乗りモビリティ「マイクロLSコンセプト」を投下。ウーバー嫌いの富裕層のためだけに作られた、2050年の自動運転版ピールP50。もはや誰もレクサスを止められない。

レクサスは、君の歯医者のゴルフコーチが乗るようなクルマであることに飽き飽きしている。そこで、本格的にぶっ飛んだのだ。

LSを6輪のバン型サンクチュアリとして再発明しただけでは満足せず、レクサスは、それが少々デカすぎると判断した。特に、日本の窮屈で混雑した都市においては。

「おそらく」と、彼らは熟考した。「ストレスを抱えた富裕層を、小さくて取り回しの良い何かに乗せて目的地まで送り届けるための、ラストマイル(物流や交通における「最後の区間」を指す言葉。自宅から最寄り駅まで、あるいは、この記事のように、目的地の駐車場から最終目的地までの短距離移動などを指す)用の乗り物も作るべきだろう」

そこで登場するのが、この巨大なアールデコ調のライター、マイクロ LS コンセプトだ。これは一人乗りの自動運転三輪車である。そしてそのアイデアは、君が都会の旅の最後のちょっとした区間のためにこれに乗り込み、AIにハンドルを任せる、というものだ。

室内には、特注のガラス製品、リクライニングチェアが備わり、窓にはプライバシーを確保するためのすだれがかけられている。航続距離は? 価格は? 最高速度は? すべて不明。なぜなら、これはクルマではなく、アイデアだからだ。これはレクサスにとってのムードボードであり、2050年以降のマストハブな高級製品が何になるかを見極めるためのものなのだ。

我々は、これがピール P50 (Peel P50:1960年代にマン島で製造された、史上最小の量産自動車としてギネス世界記録に認定されている三輪車。トップギアの番組内で、ジェレミー クラークソンがBBCの社屋内をこのクルマで走り回ったことで、世界的に有名になった)――あまりに軽くて小さいため、スーツケースのように職場へ持ち運べた、あのトップギアの英雄的なクルマ――に敬意を表しているのだと見ている。このレクサスは、そのためには少々重すぎるように見えるが。しかし、我々はこの新しいレクサスの「『我々はイカれてしまった』時代」に、大いに賛同するものである。
400号記念:UK400マイルロードトリップ/フェラーリ F80/フェラーリハイパーカー:トップギア・ジャパン 069

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=海外の反応=
「ピールというより、昔リチャード ハモンドがTGのテレビで乗ってた、あのトヨタの椅子みたいなやつの進化版だと思うね(トヨタ i-REAL:コメントで言及されているのは、トヨタが開発した一人乗りのパーソナルモビリティコンセプト。2007年の東京モーターショーで発表された。トップギアの番組内で、リチャード ハモンドが試乗したことがある)」
「全くもって愚の骨頂。金の無駄遣いだ。こんなものに少しでも近いものが作られることなんて、天地がひっくり返ってもないね」

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