ハーレーダビッドソンの正規ディーラーを展開する株式会社ハーレーダビッドソンシティは、創立30周年を記念して、東京都内最大規模の新世代型店舗「ハーレーダビッドソンシティ/西東京店」を2025年7月12日(土)にグランドオープンした。新店舗は、敷地面積760坪、延床面積2,500㎡超を誇り、都内初となるハーレーダビッドソンの最新ストアデザインプログラム「FUEL」を採用。3840cm×2400cmの大型ディスプレイやカフェライクな休憩スペース、拡張されたアパレル・アクセサリー展示など、ブランド体験の深化を図る要素が多数盛り込まれている。今回はそんな「ハーレーダビッドソンシティ/西東京店」の発表会に伺った。
株式会社ハーレーダビッドソンシティは、2025年7月12日(土)、東京都西東京市田無町に「ハーレーダビッドソンシティ/西東京店」を新規オープンした。同社の創立30周年を記念してオープンしたこの店舗は、ハーレーダビッドソンのグローバル基準に準拠した最新のストアデザインプログラム「FUEL(フューエル)」を都内で初採用した、新世代型の旗艦店舗である。
「FUEL」プログラムは2022年に始動したハーレーダビッドソンの新たな店舗設計コンセプトで、デジタルエクスペリエンスや空間デザイン、グラフィック要素を連動させることで、「本物のブランド体験」を実現することを目指している。同店舗は、その最先端の体験を日本でいち早く取り入れ、クリーンで明るい店内が印象的である。
新店舗の敷地面積は約760坪、延床面積は2,500㎡を超え、新車20台以上、中古車10台以上を展示でき、サービスベイも5基完備した東京都内では最大規模のハーレーダビッドソン店舗となる。新青梅街道沿いに立地し、四輪車用の駐車場も18台分を完備することから、自動車やバイクのいずれでもアクセスしやすいのが特長だ。また、最寄りの西武新宿線・田無駅からも徒歩15分圏内で公共交通機関による来店もしやすい。
施設内に一歩足を踏み入れると、3840cm×2400cmの大型ディスプレイが目を引く。これは、ライフスタイル提案型のブランド体験を強化するもので、ツーリングの映像やオーナー同士の交流の様子を通じて、ハーレーダビッドソンの世界観を来店者に直感的に伝えることを目的として設置されたものである。国内の同ブランド店舗において、これほどの没入感ある演出は他に例がない。
また、中庭に面したカフェライクな休憩スペースでは、来店者がバイクを介して語り合えるコミュニティスペースを提供。これにより、単なる販売拠点にとどまらず、ブランドと顧客をつなぐ「絆」の場としての機能も担う。
株式会社ハーレーダビッドソンシティの代表取締役の上村富彦さんは、30年前にファッション業界の「PARCO」からバイクの世界に飛び込んだ異色の経歴の持ち主である。「PARCO」は当時のアメカジブームの延長でバイクディーラーを始めたが、渋谷に構えた1号店は月に30台ものハーレーが販売されるなど連日若者でごった返したという。しかしながら、そのような好景気は長くは続かない。渋谷の1等地に構える100坪のショールームは大きな負担となっていった。そんな窮地を救ったのが サービスで再来店するお客様だったという。このようなお客様との関係を大事にしたことで会社は持ち直し、いまでは川越、中野、柏と今回の西東京の4店舗を展開する日本を代表するハーレーディーラーに成長した。
今回オープンした西東京店は760坪、川越店450坪、柏店は380坪とハーレーダビッドソンシティ大型店舗にこだわる戦略を取る。ハーレーのお客様は車で来店するケースが多く、まずはそのようなお客様の利便性を重視したとのことだ。大型店舗で展示モデルを充実し、サービス工場を併設することでお客様の安心感と信頼を得られること、そしてスタッフを集約することで小規模店舗を複数展開するよりも効率化が図れるという上村代表の考えによるものである。
ハーレーダビッドソンシティ/西東京店の店長を務めるのはこれまで川越店の店長を務めてきた児玉賢治さんである。ハーレー好きの人なら「あの、YouTubeの人だ!」と思い当たるかもしれない。児玉さんはこれまで川越店の店長として「ハーレーで人生を変えろ」と題したYouTube動画を数多くアップしてきた。毎週金曜日にはYouTubeのライブな配信なども行い、ハーレーの素晴らしさを広めるとともに視聴者のギモンにも気さくに答える。
YouTube配信の良いところは、お客様が店舗の雰囲気やスタッフを事前に知っていただける点だという。特にスタッフを既に知っていただけていることでスムーズに商談に入れるケースが多い。ハーレーダビッドソンシティはこのようにYouTubeやInstagramを積極的に活用し、お客様の信頼を獲得している好例であろう。児玉店長は、スタッフがとても協力的なのでやってこられていると謙遜するが、このチームワークの良さもお客様に安心感を与える大きな要素であろう。
西東京店には常時5−8台の試乗車も準備されている。児玉店長は「来た人がみんなハッピーな気持ちになって帰っていただける店舗を目指したい」と新店舗への意気込みを語ってくれた。
西東京店のInstagram とYouTubeを覗けばそこに楽しい世界が待っていることがわかる。そしてそんな楽しい世界に導いてくれるスタッフに会いにハーレーダビッドソンシティ/西東京店へ 出かけてみてはいかがだろうか。
■YouTube:https://www.youtube.com/@Harley-DavidsonCityNISHITOKYO
■Instagram:https://www.instagram.com/hdcity_nishitokyo/
【編集後記】
ハーレーダビッドソンシティ/ 西東京のオープニングセレモニーは大勢の来場者が訪れ、終始笑顔で溢れかえっていた。受付から来場者の誘導、来賓対応、司会進行まですべてスタッフが行い、そのチームワークの良さがとても印象的だった。
上村代表はスピーチの中で、「少子高齢化が進む中、バイクの楽しさを積極的に発信していくことが重要」と話されていた。クリーンで明るい「FUEL」ショールームに設置された大型のスクリーンは「理屈より感性」に訴えかけ、店内外にグリーンを多く配した店舗デザインは人々をリラックスさせ、カフェスペースはバイクを愛する仲間の集いのスペースとなる。
そしてスタッフは実際にYouTubeやInstagramでハーレーの魅力、ディーラーの魅力、そしてスタッフの魅力を積極的に発信し続け大きなファンを獲得している。
上村代表はPARCOでトレンドの先端を走り続けてきた人物である。お客様のためだけではなく、スタッフの自主性を重んじるこの環境つくりはさすがである。
西東京店のアップする動画を観てみた。少し中毒性がある。特に日常を紹介した動画はそれぞれのスタッフの魅力が溢れていて、「みんな、なんか楽しそうでいいなぁ」という気持ちになれるものだ。一般的にはSNSを駆使したマーケティングの成功例というのだろうが、それ以上に「ハーレーのある日常」を楽しんでいる姿は憧れに映る。これこそがハーレーの「仲間を大事にする」世界観なのであろう。
オープニングイベントではハーレーダビッドソンシティ/ 西東京店のハードとソフト両方の魅力に触れることができ、児玉店長が言っていたとおり、「ハッピーな気持ち」で帰路につくことができた。
免許取得サポートプログラム、PASSPORT TO FREEDOMも実施中
https://www.harley-davidson.com/jp/ja/tools/offers/dealer-event-campaign.html