勝利のフラッグ柄がチタン製ダイヤルに描かれる
今年もル・マン クラシックがやってきた。リシャール・ミルとル・マン クラシックは2002年以来タッグを組んでいる。今年はル・マン24時間レースの100周年を祝う第11回ル・マン クラシックでさらに記念に残るイベントとなりそうだ。
6月29日から7月2日まで、伝説のル・マン サーキットには多数のヴィンテージカーが集結する。800台のレーシングカーがトラックを駆け抜け、8500台のクラシックカーが一般公開エリアで展示される。150の出展者と1000人のドライバーが30か国から参加し、前例のない20万人以上の観客が訪れる予定だ。
イベントでは、過去の耐久レースで優勝した車や名を残した車などが展示され、1世紀にわたる歴史を感じることができる。競技車は1923年から1981年までの6つの年代に分けられ、ヴィンテージ形式スタートまたはローリングスタートでコースに参加する。
メインイベントに加えて、グループCカーのレースやベントレーとポルシェによる2つのレース、そしてアウディR8、ベントレー スピード8、ポルシェ911GT1EVO、マクラーレンF1などの耐久レースのレジェンドカーによるレースなど、さまざまなサポートレースも行われる。
子供向けのリトル・ビッグ・マンレースや24時間レースの名車を展示するミュージアムの特別展示も見逃せない。世界中のミュージアムや個人コレクションから集められた90台の車が展示され、レースで優勝した車や歴史的な車などが見られる。
さらに、フランスヴィンテージカー連盟は第1回の耐久レースに参戦した24台の車両を集め、アミルカーやベントレー、ドラージュ、ロレーヌ・ディートリッヒ、サルムソンなど、多くの名門メーカーによるクラシックな体験を提供する。
そして、RM 72-01 ル・マン クラシックが、100周年を記念した特別なモデルが発売される。150本限定で価格は48,730,000円のRM 72-01 ル・マン クラシックはグリーンとホワイトクオーツTPT®のコンビネーションだ。
フライバッククロノグラフの針は、ル・マン サーキットの13.626kMを2周走る車を表現している。アワーカウンター上の数字16は耐久レースの伝統的なスタート時刻にちなんで、赤色でアンダーラインが引かれている。偉業が達成されるとき、勝利が祝福される。すなわち、チェッカーフラッグを潜り抜けた選手たちは、歓喜に満ち溢れる。そのフラッグ柄がチタン製ダイヤルの上に描かれているのだ。
テクノロジーとエレガンスを讃えた、RM 72-01 ル・マン クラシックは最高のパフォーマンスを発揮する、特許取得済のダブルスイングピニオンクラッチ機構を備えた、リシャール・ミル初のフライバッククロノグラフを誇示している。 時、分、スモールセコンド、日付、ファンクションセレクターを搭載した、再設計された自動巻きムーブメントは、クロノグラフの使用いかんにかかわらず、50時間のパワーリザーブを保持する。