次世代キャデラック エスカレードは電気自動車’IQ’になる


巨大なエスカレードも電動化

キャデラックは、2030年までに完全な電気自動車メーカーになることを公約している(この言葉を聞いたことがあるかもしれない)。このブランドの刷新には、非常に高価なセダン、Celestiq(セレスティック)や、はるかに手の届きやすいクロスオーバー、Lyriq(リリック)のような派手な新製品の発売も含まれている。しかし、キャデラックのラインナップの中で、フルサイズSUVのエスカレードほど派手なアメリカンラグジュアリーの代名詞のようなクルマはない。それも、完全な電動化への移行を果たすことになる。もうすぐ、現実になるのだ。

キャデラックは今週、エスカレード IQと呼ばれる電動エスカレードが8月9日にデビューすることを明らかにした。なぜ奇妙な名前なのか?キャデラックの他のEVはすべて「-iq」という変なスペルだし、エスカラディックだと…いや、違う。もちろん、エスカレード IQの方が優れているというわけではないが、少なくともキャデラックのEVをひとまとめにできるような名前ではある。

ゼネラルモーターズのラグジュアリー部門は、現時点ではエスカレード IQのスペックについて何も明らかにしていない。明らかに、フロントには小さな町を照らすのに十分なLEDが搭載され、ポリッシュ仕上げの大径ホイールが装着されることは間違いない。もし現行のエスカレードが何か参考になるのであれば、IQはかなり洒落た内装で、キャデラックのハンズフリーハイウェイドライビングアシスタント「スーパークルーズ」を含む、マルチメディアや運転支援技術がフル装備されているはずだ。

キャデラックは、ミシガン州デトロイトにあるGMのファクトリーゼロ工場でエスカレード IQを製造する。GMは、大規模な電動化推進の一環として、以前はデトロイトのハムトラックにあった組立施設の再編成に22億ドル(3,200億円)を投資したと発表した。

エスカレード IQは、ほぼ間違いなくGMのウルティウム(Ultium)電気自動車アーキテクチャーに搭載され、価格は10万ドル(1,420万円)をはるかに超えるだろうが、少なくともそれに見合うだけのパワーと航続距離を持つはずだ。エスカレード IQが8月にその華やかな顔を見せるとき、さらなる詳細が明らかになるだろう。

=海外の反応=
「キャデラックのエンジニア: LEDは他の電球より10倍効率が良い。
キャデラックのデザイナー: 素晴らしい!車のライトが10倍増えますね!」
「次世代のキャデラック エスカレードは、キャデラックの現在のデザイン言語がどうであれ、もっと派手ではなく、もっとエレガントになるような気がする」
「重さ3トン以上、子供を轢き殺す、でも大丈夫、電気自動車だから」
↑「この重さにもかかわらず、ブレーキはかなりよく効くし、歩行者検知機能と自動ブレーキもついている。だから、ランボや他のスーパーカーのような、派手な安全技術を持たない他の速い車よりも、子供たちにぶつかるのかよくわからない」
「トップギアで8/10点を付けられた、とんでもなくひどいハマーだ…」
↑「否定が2つあれば肯定になるんだから、不条理にひどいものをひどいと言うのは褒め言葉だろ?」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2023/06/60753/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 063

アーカイブ