がっかり…アルピーヌとロータスが電動スポーツカーを共同開発する計画を断念

ライトウエイトスポーツカーの自動車メーカーが別れを告げる

アルピーヌとロータスは、2年前に共同開発した電動スポーツカーについて、意見の相違に合意した… というのは、長ったらしい言い方だが、手っ取り早く言うと、実現しないんだ。

2021年1月、両社は、2025年に発売予定の完全電動スポーツカーを共同開発することがいかに実現可能かを探る覚書に署名した。

最終的にはアルピーヌ A110の後継車となり、ロータスのバージョン(当面はタイプ135と呼ばれると思われる)はすでに予告されいた。

しかし、この2つのクルマがDNAを共有することはもうない。両社は共同声明の中で次のように述べている。 「ロータスとアルピーヌは、2年以上にわたって将来のEVスポーツカーのビジョンについて共同研究を行っており、その間に両社の間に強い関係が築かれました」

「MoUに基づくあらゆるコラボレーションと同様に、その結果は保証されたものではありませんでした。アルピーヌのスポーツカーを共同開発することを断念することにしました」

「これは友好的になされた相互の決定であり、我々は他の将来の機会について引き続き協議する予定でおります」

なぜこのEVスポーツカーの共同開発が進まないのか、正確には今のところ謎である。しかし、電気自動車をいかに軽量化するかという点で、2社の意見が一致したことは想像に難くない…。

しかし、すべてが失われたわけではない。アルピーヌは先月、A290_βホットハッチコンセプトを公開したが、これはやがて市販車へと姿を変えるだろう。自動車メーカーの皆さん、これからもワクワクするような電気自動車プロジェクトを続けてほしい。

=海外の反応=
「さあ、みんな!バカでかいなSUV軍団へのアンチテーゼが必要だ。軽さ=電池の小ささ=軽さ=電池の小ささ=楽しさ!」
「アルピーヌが中国にデザイン・技術を渡したくないというのもあるのでは?」
「世界にEVが1つ減っても、私は構わない。特に、2つの良い名前を台無しにするようなものはね」
「もし両社が軽量スポーツカーを市場に投入し、それが後継車に資金を供給できるほど利益を生むなら、これは良いことだとしか思えない。だって、本物の選択肢が増えるってことだから!どちらかの会社、あるいは両方の会社が、他の会社と契約して、さらなるバージョンをスピンオフさせることも考えられる。ロータスとアルピーヌが本気で復活を目指すのであれば、それとは関係なく、自分たちのブランド名のクルマを発売するはずだ」
「アルピーヌとイギリスの小さなスポーツカーメーカーとのコラボレーションは、あまりうまくいかないようだね。(A110はケータハムとの共同プロジェクトだったが、そうでなくなった)」

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