2024年にルノー 5がEVで復活に先駆けてダスティピンクのディアマンが50周年を祝う

2024年にルノー 5が復活する予定だが、その前にフランスの自動車メーカーは、オリジナルの50歳の誕生日を記念して、ダスティピンクの特別なワンオフショーカーを製作することを決定している。

初代は1972年から1984年の間に500万台以上、2代目は300万台以上販売され、その後クリオにその座を明け渡したスーパーミニカーだ。

ルノーが「5 ディアマン」と呼ぶこのショーケースは、フランスを代表するデザイナー、ピエール ゴナロンと共同で制作されたもので、彼は「建築ダイジェストの100人のトップクリエイター、フランスのアート&クラフトの代表」と評されている。つまり、彼はグルーガンとキラキラのタブを使いこなすことができるのだ。

ディアマンは、ゴナロン氏が考える未来のクルマを表現したものだそうだが、実際に未来のクルマというわけじゃない。

とはいえ、楽しいディテールもいくつか披露されている。ルノーは「ユニークな形状だからといって、ドライバーの使い勝手が悪くなるわけではありません」というが、大理石製のねじれたステアリングホイール(上のギャラリーで確認できる)は、特に実用的とはいえないようだ。ユーロNCAPのスコアにどのように反映されるかはわからないが。もし生産されるなら、「ゴルディアスの結び目(手に負えないような難問を誰も思いつかなかった大胆な方法で解決してしまうことのメタファー)」というよりも、ゴルディーニになることを期待したい。

ホイールは、ホットハッチを定義した世代の一部であるクラシックなルノー 5 アルピーヌ ターボモデルのものからインスピレーションを受けている。このホイールの中心には太陽のモチーフがあり、これはゴナロンの得意技らしい。

ルノーによれば、様々なディテールが宝石からインスピレーションを得ており、インスツルメントパネルのデジタルダイヤルは時計製造へのオマージュ、ヘッドライトとリアライトは宝石をイメージしているという。

ダッシュボードを覆う馬毛の布は、現在も手作業で行っている世界で唯一の工房で織られ、モヘアウールのカーペットは中央フランスの職人によって作られ、車の外装の金箔は「正確な仕事ぶりで知られる」パリのアトリエによって施されたそう。侮辱しているように聞こえてしまったのだが、どうやらそうではないようだ。

これだけのことをすれば、もちろん5 ディアマンはとてつもなく高価な車になってしまうだろうが、ありがたいことに、2年後に復活する5 EVは発売時には17,000ポンド(275万円)程度になる見込みで、ルノーはそれがゾエの後継車になると確定している。おそらく、ホースヘアダッシュはオプションとして提供されることになるだろうが。




=海外の反応=
「この一言で十分だ。ばかばかしい」
「目が点になるくらい可愛いな。ルノーはこれをベースに独自のホンダ eを作ればいいんだよ。5はなんて素晴らしいシェイプなんだ」
↑「ステアリングがもっさいなあ…このままだと、大理石のソーセージみたいだ」
「ダイヤモンド記念日は60年。ゴールドは50年。振り出しに戻る…」
「OK、ちょっと面白いかも。新型ルノー 5はなぜ2024年モデルなのだろうか?ルノーはなぜ、ゾエに少し大きなバッテリーを搭載し、安全装置を外して、ずっと手をこまねいているのだろう。むしろ「インフォテイメント」を外して、スマホ用のクレードルに変えてほしい。画面上のEV機能をアプリに置き換えるのだ。停滞することなく革新してほしい」
「このクルマは、デザイナーが行ったいくつかの選択はむしろ疑問だが、このクルマが示しているのは、5の基本設計が常にいかに優れているかということ」
「すげー下品だな…。元はカッコよかったのに…。ステアリングホイールの代わりになるものはどうしたんだろう?」

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