過小評価を覆す!400hpにレストモッドされたポルシェ 928

ポルシェは928を生涯で6万台以上販売したが、新車販売当時は、ずば抜けた人気とはいかなかった。フランスのレストア業者であるナルドン オートモーティブが指摘するように、それ以来、このような車は存在しなくなってしまったのである。

じゃあ、このフロントエンジン、後輪駆動のV8クラシックを見直して過小評価を覆すには、今が絶好の機会だ。ミラノ・デザイン・ウィークに合わせてデビューし、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで大々的に紹介される予定の、フランス企業のレストア版928である。

というのも、このクルマはかなり特別な存在だからだ。ナルドン オートモーティブのボス、ティエリー ナルドンは「洗練された熟練のカーガイ」らしく、トランスアクスルポルシェをこよなく愛している。その彼が、旧型のトランスアクスルに手を加えた。928のボディを微妙に進化させ、フルカーボンファイバーで鮮やかに仕上げたのだ。

アーチはよりワイドになり、フロントとリアのライトはこのクルマのためにデザインされた完全な新型だ。フロントライトはクラシカルなポップアップ式で、まるで部屋の中をついて回る肖像画のように回転する。928が履いていた「マンホール」型16インチを再解釈した新しい鍛造18インチホイールが装着され、インテリアも完全に一新されている。

一新されたばかりではなく、華やかな時代様式に生まれ変わった。レザーとアルカンターラをふんだんに使いながら、デザインにはほとんど手を加えず、インフォテインメントを仕分ける極めてレトロなポルシェ・クラシック・マネジメント・システム、ドライバーの前に置かれたアナログ時計1個のデジタルダッシュ、そしてブラウンが特徴だ。茶色が多い。これは70年代から来たクルマだからね、もちろん覚えてるよね。

V8エンジンに手を加え、400bhpのパワーを実現。最新のECUを搭載し、6速マニュアルギアボックスとリミテッド スリップ デフが組み合わされた。フロントとリアのアクスルにも手が加えられ、アクティブサスペンション、大型ブレーキ、「アダプティブ」電動パワーステアリングが装備されている。

この車は、デルタ インテグラーレのレストモッドを手がけたミラノのスタジオ、BorromeodeSilvaとPodium Advanced Technologiesの協力で作られた、フランスの新興企業から登場する最初の作品だ。

ナルドンは、2024年にこの完成した928レストモッドの納品を開始したいと考えているが、価格や製造台数については現在のところ未定だ。もともと6万台強の928が販売されたのだから、そこまで多くはならないだろうけど…。
Be Marketer(ビーマーケター)
=海外の反応=
「完全にダメになった。アーチ、ライト、ホイール、計器類はまったくひどいものだ。928は他の追随を許さない名車なのに」
「このままだとS4/GTSスタイルのウィングが必要だと思うんだけど」
「928が好き - これはもはや928ではない、甘やかされているんだ。この車種が大好きなのにさ。でも、私はノー!」
「見た目が変」
「レストモッドにはこの引用だ:ポルシェ。ナルドンは代わりにならない!」
「ワイドアーチの正しいやり方は、924 GTSを見てほしい。リアアーチは後付け感が強い」
「インテリアは好き。でも、私ならLEDライトなんかじゃなくて、エクステリアはそのままにするけどなあ」
「このバイクは、私が見た中で最高のレストアモデリングの一つ!70年代と未来のヒントがあり、テレビシリーズのUFOのようだ。私は年をとってしまったようだ」
「シルエットを変えすぎて、ほとんど928に見えなくなった。いやいやいやいや、ナシでしょ」
「もうちょっと…茶色くなければいいんだけどね。そうすれば、黙って必死に働いて、928を買って、自分好みに改造してもらえる」
↑「このような場合、「この色にしたい」という客からの要望があるはず」
「同じような古びて見飽きたレストモッド方式。このクルマは、ホイールアーチとLEDライトを追加して台無しにしている。私にとっては、レストモッドは遠くから見ても美しく整備されたオリジナルのように見え、知識のある観察者が見つけて評価するような微妙な違いがあるべきものだ。とはいえ、インテリアはきれいに仕上がっている」
「インテリアが好き」
「美しい車が台無しだ」
「ポルシェにフレンチスタイル、素敵な仕事だ。もし私がお金を持っていたら…」
「こんな、ワイドアーチはひどいね。928のシルエットを完全に壊している(特にSやGTの形で素敵なリアスポイラーが付いているのは大好き)」
「とてもセンス良く仕上がっている」
↑「完全に同意、これは愛らしいレスト-レトロな928だ。'黙って俺の金をもっていけ'レベル」

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